「日本は無条件降伏をした。私はただ、恥ずかしかった。ものも言えないくらいに恥ずかしかった。」
(『苦悩の年鑑』)「負けた、負けたと言うけれども。あたしは、そうじゃないと思うわ。ほろんだのよ。滅亡しちゃったのよ。」(『冬の火花』)
(『苦悩の年鑑』)
「負けた、負けたと言うけれども。あたしは、そうじゃないと思うわ。ほろんだのよ。滅亡しちゃったのよ。」(『冬の火花』)
当時、日本の敗戦についてこんなに率直に、かつ深く本心を述べたものはいなかった。
新潮文庫版『グッドバイ』奥野健男解説より。
2021年後半の読書テーマ、太宰治の主要作品を読むで、スローリーディング中です。