2018年11月24日土曜日

[あの頃のレコード] The Band "Music from Big Pink" (1968)


高校時代に聴いた音楽をまたレコードで聴きなおそうというこの企画ですが、好みが偏ってしまうので前回から雑誌『レコード・コレクターズ』が取り上げたアルバムを中心に聴くという方針に変更しました。しかし月刊の雑誌のスピードに追い付かず、10月号の『ミュージック・フロム・ビッグピンク』(ザ・バンド)、11月号の『イマジン』、12月号の『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』と溜まってしまいました。

しょせん素人がアルバム・レビューを書こうというのが土台無理なので、雑誌からの抜粋でお茶を濁すことにしました。

ということで、10月号の『ミュージック・フロム・ビッグピンク』から。1968年発売のアルバムで50周年記念ということで内容は下記の通り。個人的に「リマスター」「リミックス」には興味がないので特別版は買いませんでした。

〈スーパー・デラックス・エディション〉
CDは日本盤のみSHM-CD仕様。LPは音質を重視した直輸入180g重量盤2枚組仕様。ブルーレイにはステレオ・ミックスの96kHz/24bitハイレゾ音源と、こちらも新たに作られた5.1chミックスを収録。更には7インチ・シングルや豪華ブックレットなども封入した豪華パッケージ

『ミュージック・フロム・ビックピンク』は皆実28期が小学校高学年時の発売で、リアルタイムでは聴いておらず、高校時代でも聴いた人はほとんどいなかったのではないかと思われます。当方も後追いです。

特集記事で印象的だったのは本編の音楽評論家による記事ではなく、今月号から始まった新連載「最新音楽生活考」という企画の1991年生まれの若いミュージシャン、岡田拓郎さんによる紹介記事でした。

P23
今号の特集記事に関連して、予てから岡田がライフタイム・フェイヴァリット・アーティストとして挙げるザ・バンドによるファースト・アルバム『ミュージック・フロム・ビッグピンク』(68年)についても話を訊いた。

「リマスターCDが出た中1ぐらいの頃に初めて聴いたんですけど、1音めからハッとしたアルバムは初めてだったかもしれません。まず”これはギターの音なんだろうか?”って驚いた(笑)。

それ以前のロックにおける黒人音楽のグルーヴの取り入れ方は、ビートルズなどのブリティッシュ・ビートにしてもバーズなどのフォーク・ロックにしても、直線的でスクエアな印象なんですが、このアルバムはもっとBPM(※注:BPM"beat per minute"音楽で、楽曲の速さ(テンポ)を表す単位。1 分間あたりの拍数(4 分音符の数)で表す)を抑えてタメを効かせたニュアンスになっている。

特にリヴォン・ヘルム以外のメンバーは、若い時からカントリーやR&Bと共に育って血肉化してきたというより、俯瞰した視点からアメリカの音楽を見ていたからこそ、こういった理知的な音楽が生まれたのかもしれないですよね。

ロニー・ホーキンス&ザ・ホークスのデビュー7インチ<フォーティ―・デイズ>も持っているんですが、勢いのあるビートなんだけど同時代のロックンロールと比べるとどこか知性を感じるような気がする。

”ビッグ・ピンク”は、68年というサイケを経てロックの方法論がいろいり出てきた時代に、それを整理して組み立ててみせたとてもオルタナティヴな音楽だという印象があります。だからいつ聴いても新鮮だし、古くならないいんだと思います」

『レコード・コレクターズ』(2018年10月号)特集は「ザ・バンド 再考『ミュージック・フロム・ビッグピンク』―50周年を迎えた不朽の名作」でした。

[惹句どんどん] 藻谷浩介(地域エコノミスト)



地理は歴史の微分、歴史は地理の積分

藻谷浩介(地域エコノミスト)

藻谷さんは1964年生まれ。山口県周南市出身。東京大学法学部卒業。旧日本開発銀行入行。コロンビア大学MBA(派遣留学)。現在は三井住友銀行系のシンクタンク日本総合研究所㈱調査部所属。


―ネットの連載には藻谷さんの無類の地理好きが生かされていますね。

藻谷 私は大学時代に自転車部に入って、日本全国を走り回りました。

人力で地をはいながら、その土地土地の郷土史を学び直し、地形や気候という地理的事象が、近代化以前の交通や経済にいかに大きな影響を与えていたかを学んだのです。
古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは「地理と歴史は表裏一体」と語ったそうですが、まさにその通りでした。私なりに言い換えれば、「地理は歴史の微分、歴史は地理の積分」です。
地理は未来に続く歴史の現時点での断面であり、歴史はその時代の地理が積み重なってできているのです。

『世界まちかど地政学 90ヵ国弾丸旅行記』(藻谷浩介著、毎日新聞出版、2018年)P134より。

[惹句どんどん] いしいひさいち(漫画家)


漫画家のいしいひさいちさんの選集が双葉社から出ていて、昔数冊買ったことがあります。うっかりしていたら2006年11月に出た第39巻で完結したようです。

内容はいしいひさいちさんなのでネタが分からない編を除いてすべて面白いのですが、著名な文学作品をもじって付けられた選集タイトルが痛快でした。ここにまとめておきます。(必ずしもいしいひさいちさんが命名とは限りませんが。。。)。

個人的に一番のお気に入りは「(10)長距離走者の気の毒」です。



(1)存在と無知
(2)丸と罰
(3)健康と平和
(4)玉子と乞食
(5)老人と梅
(6)いかにも葡萄
(7)椎茸たべた人々
(8)垢と風呂
(9)ああ無精
(10)長距離走者の気の毒
(11)まだらの干物
(12)馬力の太鼓
(13)美女と野球
(14)フラダンスの犬
(15)かくも長き漫才
(16)学問のスズメ
(17)麦と変態
(18)不思議の国の空巣
(19)ドンブリ市民
(20)泥棒の石
(21)毛沢東双六
(22)とかげのアン
(23)伊豆のうどん粉
(24)公団嵐ヶ丘
(25)出前とその弟子
(26)女の一升瓶
(27)任侠の家
(28)パリは揉めているか
(29)風の玉三郎
(30)アンタ・カレーニシナ
(31)テニスに死す
(32)お高慢と偏見
(33)失禁園
(34)酒乱童子
(35)錯乱の園
(36)クローン猫
(37)蜜月マーヤの暴言
(38)ドクトル自爆
(39)ライ麦畑でとっつかまえて

2018年11月18日日曜日

[その他] 広島掃除に学ぶ会 加計中学校



11月18日(日)は広島掃除に学ぶ会の活動で加計中学校のトイレ掃除に参加しました。掃除の会関係者9名、学校関係者20名の参加がありました。全校生徒が65名だそうで、こじんまりとした掃除の会になりましたが、皆さん熱心に黙々とトイレ掃除を行われキレイなトイレがますますキレイになりました。私の班には親子で3年連続で参加されておられる方がいらっしゃいました。

2018年11月2日金曜日

[新聞記事] 28期吉広さんの投稿中国新聞「こだま」欄に掲載



活発に投稿されてます28期の吉広さんです。しばらく中国新聞チェックしてなかったので見落としもあるかも知れませんが。今回は「こだま」欄。家庭内での散髪のなんでもない話ですがご家族の成長がわかる良い文章ですね。