2016年12月30日金曜日

[積読立読斜読]『一汁一菜でよいという提案』(土井善晴著、グラフィック社、2016年)



『一汁一菜でよいという提案』(土井善晴著、グラフィック社、2016年)

書評サイトの「HONZ」でタレントの麻木久仁子さんが取り上げていたので読んでみました。麻木さんが書評で取り上げた理由は子育てと仕事を両立させなければならず、ご自身の子供に対して品数の多いプロ並みの料理を作ることが時間的に制約があったことを長く悔やまれていたそうですが、この本の一説が救いになったそうです。


食育では、一緒に食べることの大切さ、家族揃って食卓を囲むことの大切さが説かれます。けれど、商売を  やっている家庭や、親が働いている家庭では、一緒に食卓を囲めないのは当然で、親が用意した汁を自分た  ちで温めて、子どもだけで食べる。そんな家庭はたくさんあると思います。それでも、大切なものはもうす  でにもらっています。それが手作りの料理です、愛情そのものです。だから、別に一緒に食べることばかりが大切じゃないのです。

だれもいない夜、両親の帰りが遅いとき、鍋焼きうどんの材料が全部入った皿が台所に用意してあったら嬉  しいでしょう。うどん、鶏肉、かまぼこ、しいたけ、ねぎの切ったものが入っています。一人用の土鍋に入  れて、だし汁を張って火にかけて煮立てて、うどんを煮込みます。熱々の鍋焼きうどんをテレビの前で一人で食べた夜は、私にとって大切な思い出です。


土井善晴さんが提案しているのはタイトル通りの「一汁一菜」です。飯と具だくさんの味噌汁があれば、あとは香の物で良い、おかずを付けたなら、味噌汁の具は減らして全体のバランスをとる、膳はきれいな三角に整う。愛情を料理の品数の多さで目に見える形にしなくてはというプレッシャーや、プロの料理人の味こそ目指すべきと思い込んで“日常”を見失ったことで、複雑になりハードルが上がってしまった「家庭の料理」を“初期化”しようというのが土井さんの提案です。
 プロの料理研究家として本書を執筆したきっかけの一つに和食の世界無形文化遺産登録があるそうです。意外ですが、土井さんによればこれは和食が「絶滅危惧種」であるという証明だそうで、絶滅させないためには高級和食料理店の存続ではなくて、家庭でできる昔ながらの「一汁一菜」の実践こそが、日本の食文化の伝承につながるという壮大な試みです。
また家庭内で料理を作るという行為こそが子供への最大の教育になるそうです。外食や中食の情報量と比べて、ちゃんと調理した家庭内の食事の情報量は膨大なものがあります。グルメ番組の蘊蓄とは次元の違う話です。

料理研究家自身から本書のような提案がなされるのは画期的だと思いました。

印象的な表紙デザインは佐藤卓さん。土井さんの書いた鉛筆文字をデザインし、地の白はご飯の色、文字の緑は菜の色、帯の茶色が汁の色(佐藤さんが朝食で飲んだ味噌汁の色だそうです)。秀逸でした。

2017年は大脇家も「一汁一菜」にリセットすべく、早速味噌汁と漬物の料理本をアマゾンで注文しました。

もう一度タイトルに注目。「一汁一菜という提案」ではなくて、「一汁一菜でよいという提案」です。力強いです。

[Yuming's Farm 便り] 小屋の土台の仮組



二番目の孫が今年10月に誕生して名前が結美子なので農場(まだ作物は作ってません)の名前をYuming's Farmにしました。何のことかわからん。

本日12月30日(金)から1月3日(火)まで正月休みです。

今日は小屋の土台の仮組をしました。防腐塗装の終わった木材を土台となる束石に乗せてみて場所を決めました。

2本の棒は土台の土を固める簡単なタンパーです。

もともとが畑なのでタンパーで突くと相当な深さとなり、追加の真砂土・砂利が必要なので、組み立ては本日はあきらめました。


2016年12月29日木曜日

<日々是不穏 like a rolling stone> TV番組 林修が選ぶ10大ニュース




あまりテレビは観ませんが、リビングでつけっぱなしになっていたTV番組をなんとなく観てたら面白かったのでメモしときます。

番組は「林先生が驚く初耳学!」(TBS系列)で、予備校講師の林修さんの番組です。
12月25日の放送では特別版として「林先生が驚く初耳学!
2016年10大ニュース★小池百合子★ドクターX 2016年林先生が驚いた10大ニュース」という内容でした。

興味深かったのは林修さんが独自の視点で選んだという10大ニュースの「視点」でした。第6位の寿司養成学校で学んだ人だけで運営されている寿司店がミシュラン掲載されたというのと、
第5位ポケモンGoの影響で、アメリカでメートル法の併記が広まったという2点でした。



ネットの普及で番組そのものの録画視聴が可能ですし、「TVでた蔵」というサイトではおそらくTV会社と連携してでしょうが、番組内容のサマリーが掲載されていました。

http://datazoo.jp/tv/%E6%9E%97%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%8C%E9%A9%9A%E3%81%8F%E5%88%9D%E8%80%B3%E5%AD%A6%EF%BC%81/1023227


第6位 新人だらけの寿司店がミシュラン掲載
大阪の「鮨 千陽」がミシュランガイドに2年連続に掲載された。この店の職人は養成学校に3ヶ月通っただけの新人だ。しかも別の大将に変わっても掲載された。この店の成功で、伝統に変化が現れている。林先生は、中世ヨーロッパでは、学校は、将来文書を作る職業に就きたい人が学ぶ場で親方徒弟制だった、近代以降は様々な人が学校へ通い、先生の生徒へ教える技術が向上したと解説し、職人もついに学校化の時代になったと話した。

キーワード
ダウンタウンミシュランガイド京都・大阪 2017鮨 千陽

寿司 3文字の店名がダントツで多い理由
寿司店の名前に3文字が多い理由は何かという出題がされ、林先生は初耳と答えた。

寿司 3文字の店名がダントツで多い理由
店の名前が3文字なのはのれんが関係しているという。江戸時代、通りに面した家の間口に応じて課税されていたため、約90cmの入り口が一般的だった。これにあわせて暖簾の原型が誕生した。暖簾が小幅3枚で作られていたので、店の名前も3文字が見栄えがよかったと話した。その後、建物の近代化で間口が拡張、小幅5枚の暖簾も一般的になった。

キーワード
小幅染の安坊築地玉寿司本店

魚の名前 初耳学
若村麻由美がハタハタの名前の由来について出題。林先生は初耳を押した。ハタハタはさかなへんにカミナリと書いて読ませるという。日本の古語でカミナリの音をハタハタというところからだという。
キーワード
ハタハタ

第5位 ポケモンGOが日本上陸
ポケモンGOの影響で、レアなキャラがでるという場所は異様な人だかりとなった。
キーワード
Pokemon GO
第5位 ポケモンGO 世界で5億ダウンロード
林先生は、インチ・ヤードにこだわっていたアメリカがメートル表示を採用しはじめたことに驚いたと話した。ポケモンをきっかけに、メートル法の波が到来しているという。1875年のメートル条約にアメリカも参加していたがずっと使い続けていたと話した。
キーワード
Pokemon GOメートル条約


林修さんの画像はこちらからお借りしました。
http://b-rulership.hatenadiary.jp/entry/2015/06/23/234522

2016年12月24日土曜日

[Yuming's Farm 便り] 小屋の土台の防腐塗装

↑ 小屋の完成形(写真はカットモデル) 


↑ 木材に防腐塗料を塗ってます


先日農場主になったとお知らせしましたが、本日はまず最初に立てる物置(小屋)の土台となる木材の防腐塗装をしました。小屋の完成は2017年1月を予定してます。

当方は木工が好きで、小屋が目的ではなく、小屋の作成過程を楽しむのが目的です。

次はドームハウスに挑戦します。

隣の畑で作業されていた方と、通りがかりのおじさんと立ち話をしました。牧歌的でよいです。



2016年12月18日日曜日

[その他] 広島掃除に学ぶ会 亀山中学



12月18日(日)は広島掃除に学ぶ会の活動で、亀山中学のトイレ掃除に参加しました。

この学校は10回目の開催となり、運営も生徒さん主体でされるレベルの高い学校です。

掃除に学ぶ会の関係者30人、学校関係180人の参加がありました。

写真は開会式の様子です。


2016年12月17日土曜日

[その他] 社会人アカペラ・グループ Singers K のライブに行ってきました。。。



総会当番期の企画の一環で情報収集中。

知人が参加している、社会人アカペラ・グループのライブに行ってきました。

袋町のJUKUで。社会人といっても相当練習を積まれているようでプロ並みのハーモニーでした。

「社会人」としての活動のノウハウに興味があり、年明けに練習を見学させていただく予定です。

2016年12月11日日曜日

<日々是不穏 like a rolling stone > トランプ相場いつまで?



アメリカ大統領選挙はメディアの予想がはずれてドナルド・トランプ氏が当選。

当選確定の翌日は円高・株安になりましたが、これも大方の予想がはずれて大幅な円安・日米同時株高が続いています。

かくいう当方も(長期保有なので売買はしませんが)確定拠出年金が17%アップ、ドルが11%値上がりしたこともあり、円換算のアメリカ株式は31%の値上がりとなりました。
(高値で投資したので儲かったわけではありません)。


「儲け」は七難隠すで、他のアメリカ国内問題は解決したわけではないのに、トランプ氏への逆風の記事はなくなりました。

トランプ相場の先行き予想も含め、ロイターの記事がよくまとまっていたので、引用させてください。


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コラム:トランプ相場は世界動乱期の「あだ花」か=斉藤洋二氏
斉藤洋二ネクスト経済研究所代表
FX Forum | 2016年 11月 24日 08:26 JST 関連トピックス: トップニュース

[東京 22日] - 来年1月のトランプ大統領誕生を前にして、ご祝儀的な「トランプラリー」が続いている。トランプ氏の勝利確定直後こそリスクオフで円高が進み日本株は急落したが、その後一転してリスクオンとなり米株史上最高値更新、長期金利上昇そしてドル全面高の状況に勢いが増している。

背景には、「トランプノミクス」つまり大規模な減税やインフラ投資による財政拡大と雇用増大への期待が政権発足前から独り歩きしていることがある。

また、トランプ氏が選挙前に、2010年に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)を廃止する意向を示していたことも大きく作用しているようだ。報道によれば、現在は一部見直しにトーンダウンしているようだが、金融界ではリーマンショック以前のように今よりも自由な環境で「貪欲」に利益を追求できるとの期待感が高まっている。

加えて、財務長官候補にJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)やゴールドマン・サックス元幹部のスティーブ・ムニューチン氏ら米金融業界の住人の名前が浮上していることも、ウォール街の安心感につながっているのだろう。

このように1月20日のトランプ新大統領就任を前に市場は大きな期待感に包まれているが、果たして夢見心地はいつまで続くのだろうか。トランプラリーの先に訪れるのは、本格的な米国経済の復活そして相場の続伸と読む向きもあるが、いずれドル高への懸念、金融危機再発の恐れ、安全保障体制への不安などが浮上し、相場の揺らぎがもたらされるのではないだろうか。

<グローバリゼーションの正念場>
2016年を総括するにはまだ少し早い気もするが、結局、今年は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)と米大統領選の1年だったと言えよう。

これら政治キャンペーンの行方をめぐって市場は大きく揺れたが、ブレグジットとトランプ氏勝利が共通して持つ意味は、戦後70年間続いたヒト・モノ・カネの移動を自由にするグローバリゼーションとエリート主導の既成政治が大きな曲がり角に立ったということだろう。つまり、欧米先導の国際政治・経済システムが足元から大きく揺さぶられている。

そもそも自由貿易主義の利点は重商主義を批判したアダム・スミスに始まり、国際分業のメリットなどを説いたデビッド・リカードら多くの経済学者によって研究されてきた。そして、このような学問的な裏付けに加え、1930年代のブロック経済が第2次世界大戦の原因の1つになったとの猛省から、戦後の自由貿易体制は整備されていった。

近年で特に大きな原動力となったのは1980年代にサッチャー英首相とレーガン米大統領が進めた規制緩和と一体化した新自由主義的な政策だ。その流れの中で、欧州ではEU統合が進み、アジアでは「世界の工場」である中国を軸に国際分業体制の構築が図られた。

もともと自由貿易の追求は、国内で弊害が生じる点が指摘されていたため、産業保護などの手当てが各国で打たれてきた。しかしここにきて、世界では格差が進行し、過去20年で所得を増やしたのは富裕層と新興国の中間層のみと言われる時代に突入した。米英の労働者層ですらグローバリゼーションの恩恵を感じにくくなっており、格差と移民問題への不満はもはや許容範囲を超えたということだろう。

特に自由貿易を推進してきた英国では「国民国家」回帰への熱望(その裏側で高まるEUやドイツへの反感)がブレグジットへと国を動かした。また、米国でも中国からの輸入増大により100万人単位で雇用が失われたと言われるなど、白人貧困層の不満の声が高まった。

つまり、仏歴史学者のエマニュエル・トッド氏の言う「グローバリゼーション・ファティーグ(疲労)」が蔓延しているというのが現在の先進国の実情だろう。

<中国主導の新パラダイム到来か>
世界が高度成長を享受していたときならいざ知らず、現在は未曽有の金融緩和を推し進めても経済停滞を回避できなくなっている。この環境下、米国民の負託を受けたトランプ次期大統領は、環太平洋連携協定(TPP)を葬り去り、そして1994年に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)も狙い撃ちにしようとしている。その結果、メキシコに進出した自動車産業に対して高率の輸入関税がかけられるのではないかとの憶測も飛び交う状況に至っている。

つまり、保護主義の台頭に伴い、各国の報復関税が横行し、加えてアンチダンピング(不当廉売)措置の連発など最悪のスパイラルが展開される恐れが高まっているのだ。

現在の反グローバリゼーションの遠因は、中国の低コスト労働力だったと言っても良いだろう。これは、日本にデフレ不況をもたらし、米国において白人の低所得者層を苦しめた。このような状況を踏まえて国際貿易システムの再構築が図られていたのだが、今後、反グローバリゼーションの潮流の中でその先行きは見通しにくい。

そもそもオバマ米大統領のTPP構想の狙いは中国に対抗する経済圏の確立だったが、同構想の頓挫が確実となった現在、中国の経済圏が今まで以上に拡大する可能性は高まった。それを推し進める役割を果たすのが東アジア地域包括的経済連携(RCEP)だろう。

RCEPは、東南アジア諸国連合(ASEAN)を核として、日中韓印などのアジア主要国、さらにオーストラリア、ニュージーランドなどオセアニア諸国も参加する巨大経済圏構想である。これまではTPPの動向をにらみ、交渉が遅れていたが、トランプ次期大統領の離脱宣言でTPPが漂流すれば、一気に進み出す可能性がある。今後、RCEPはアジア経済圏の拡大と深化に貢献するだけでなく、中国をリーダーとする新興国主導の国際秩序構築を目指す試みの中心となっていく可能性が高い。

こうした中、米国が「AMERICA FIRST(米国第一主義)」を主張し、保護主義色を強めれば、世界はより早く米国一極集中体制から中国をリーダーとした新興国主体の新たなパラダイムへと移行していくことになる。その歴史的な分岐点が2016年だったと将来回想されるのではないだろうか。トランプラリーは、そうした新時代が訪れる前に咲いた「あだ花」なのかもしれない。

*斉藤洋二氏は、ネクスト経済研究所代表。1974年、一橋大学経済学部卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。為替業務に従事。88年、日本生命保険に入社し、為替・債券・株式など国内・国際投資を担当、フランス現地法人社長に。対外的には、公益財団法人国際金融情報センターで経済調査・ODA業務に従事し、財務省関税・外国為替等審議会委員を歴任。2011年10月より現職。近著に「日本経済の非合理な予測 学者の予想はなぜ外れるのか」(ATパブリケーション刊)。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。(こちら)
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-yoji-saito-idJPKBN13H0KC?sp=true

2016年12月10日土曜日

[惹句どんどん] 土井善晴(料理研究家)



一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」ではありません。

一汁一菜という「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、

日本人としての「生き方」だと思います。



[その他] 農場主になりました。。。



会社の上司所有の畑をお借りすることになりました。熊野町で自宅からそう遠くないので週末の畑仕事もなんとかなりそうです。区画はざっと100坪ぐらい、電気・水道があり、車も駐車でき、周囲に民家がないのでBBQとかしても苦情にならない良い立地です。

まずは区画の利用を計画して、小さな小屋と簡易便所からスタートでしょうか?

2017年に向けて大きな楽しみとなります。継続報告します。

[同窓会] 念仁会の表札?


年に2回開催している皆実高校28期クラス世話人等の懇親会ですが、

何かネーミングをというリクエストがあったので年に2回開催しているので

そのまま読みをごろ合わせして「皆実高校28期念仁会」としました。

先日の忘年会(12月3日(土))で書道教室を主宰している高橋さんが

墨痕あざやかな表札を書いてきてくれたので掲載します。

2016年12月6日火曜日

2016年12月3日土曜日

[同窓会] 皆実28期念仁会(忘年会) 中区袋町グラフィティ(メキシコ料理)







12名参加でにぎにぎしく。中区袋町のグラフィティ(メキシコ料理)。
キャットフィッシュのソテーを初めて食べました。

二次会はカラオケ。

練習中のギターで"Blackbird"を披露しましたが、曲があまりポピュラーでないため、
みなさん???でした。申し訳ない。