2015年2月28日土曜日
[積読立読斜読] 『表現のための実践ロイヤル英文法』 暗唱例文300(第12回)関係詞
長い間サボってましたが例文の数が半分を超えたので頑張ります。
第12回は「関係詞」。ちょっと復習。関係詞(relatives)は同じ内容の単語を含む2つの文を1つにまとめる役目をします。
名詞を形容詞節で修飾するには、その名詞に代わる代名詞と接続詞の働きを兼ねる関係代名詞か、先行詞が時・場所・理由・方法などの場合は副詞と接続詞の働きを兼ねる関係副詞(when, why, where, how :ただしすべてthatで置き換え可)を用います。
A man is coming toward us. Do you know him?
→ Do you know the man who is coming toward us?
(私たちの方へやって来るあの男の人を知っていますか:関係代名詞)
Shakespeare was born in a town. Do you konw that town?
→ Do you konw the town in which Shakespeare was born?
(シェークスピアが生まれた町を知っていますか?:関係代名詞)
→ Do you konw the town where Shakespeare was born?
(関係副詞、in which を where で置き換え)
2つの文を1つに表現できるので、会話がスマートになります。使いこなしている人を見るとカッコいいですね。会話中では考えても文が出てこないので、このような暗唱例文を基礎に表現を増やしていくしかありません。
Point 12. 関係詞の正しい使い方を身につける。
●まず先行詞を見定めてから、適切な関係詞を選ぶ。
●制限用法にするか、非制限用法にするかを決める。
●関係詞節内の動詞を適切な形にする。
●関係詞を省略できるかどうかを考える。
170.出席したい学生はだれでも歓迎します。
Any student who [that] wants to attend is welcome.
*anyで書き始めて、whoまたはthatを用いる。節内の動詞は単数現在形。
171.私の勤めていた会社が倒産した。
The company (which [tnat]) I worked for went bankrupt.
*<I work for...>の形の応用で、for which I workedのforを後ろに回した文である。which [that]を省略してもよい。
172.太陽から4番目の惑星である火星は、「赤い惑星」と呼ばれる。
Mars, which is the 4th planet from the sun, is referred to as "the Red Planet."
*1つ[1人]しか存在しないものは、さらに限定する必要がないので、コンマを打って、関係詞を非制限用法で使う。
173.警官は3人の人間を逮捕したが、中の1人が誘拐者だと確認された。
The police arrested three people, one of whom was identified as the kidnapper.
*<one of whom>のような形では、whomをwhoにすることはできない。
174.一例として、これが私の利用しているシステムです。
As an example, this is the system I use.
*the system which [that] I use だが、目的格の関係代名詞は省略することが多い。
for example (たとえば)の場合には a がつかないことに注意。
175.ここに君が探しているファイルがある。
Here are the files you are looking for.
*the files の次の関係代名詞のwhichまたはthatは、前置詞のforの目的語になっている。
このように、前置詞を文末に回して、関係代名詞は省略することが多い。
176.これが彼が君について書いたものだ。
This is what he wrote about you.
*「~したもの」などという場合にはwhatが適している。
177.私が愚かだと思う人は、この1節を書いた人だけだ。
The only person (who [that]) I think is stupid is the author of his passage.
*関係代名詞の直後に、<I think>などが挿入されると、その関係代名詞は主格でも省略できる。ここでは、whoまたはthatが省略されている。
178.私が住んでいる所は海に近い。
The place I live is close to the ocean.
*先行詞が (the) place のときだけ、関係副詞のwhere は省略できる。
179.私はふだんこのようにして皿洗いをしています。
This is the way (that) I usually wash dishes.
*<the way how...>としないことがポイント。the wayだけか、the way in whichならよい。
→P.281 『表現のための実践ロイヤル英文法』より
the way にはhowの意味が含まれ、howにもまたwayの意味が含まれているため一緒には使わない。
180.これを読む人はだれでもきっとびっくりするだろう。
Whoever reads this will surely be surprised.
*「~する人はだれでも」にはwhoeverが適切。Anyone who reads...としてもよい。
181.彼は自分が医者だというふりをしていたが、事実ではなかった。
He represented himself as a medical doctor, which he was not.
*この文では、doctorは人ではなく職業を指しているのから、whichを使う。
182.友情の人間に関する関係は、日光の花に対する関係と同じである。
Friendship is to people what sunshine is to flowers.
*<A is to B what C is to D>という慣用形として覚えておく。
2015年2月27日金曜日
[積読立読斜読] 『33年後のなんとなく、クリスタル』(田中康夫著、河出書房新社、2014年)
作家の高橋源一郎がオリジナルの文庫再刊の解説を書き、また2013年の11月28日付け朝日新聞論壇時評でもその先見性をべた褒めしたせいで、本書『33年後のなんとなく、クリスタル』(河出書房新社、2014年)も概ね好評を持って迎えられているようです。オリジナルを学生時代に読んだのでこちらも読んでみました。
小説は結構手が込んでいて、1981年版の『なんとなくクリスタル』で主人公だった女子大生たちの33年後を、作者の分身であるヤスオ氏がコメントを大幅に入れつつ物語るといった構成で、時折33年前の描写も差し込んでいるので、時系列でも現代日本史を描いている労作です。オリジナルと同じように膨大な注がついていて、注それ自体も論評になっています。(多くは作者の田中康夫が各媒体に発表してきた論評の焼き直しではありますが)。
高橋源一郎が高く評価した部分はオリジナルの巻末にひっそりと引用されていた政府の人口問題審議会の報告、昭和55年版の厚生白書で、統計的に日本がすぐに超高齢化社会に突入するという警告でした。33年後の状況は予想を遥かに超えて深刻な状況となっています。
P252
そうして当時は、全国津々浦々で真っ当に働き・学び・暮らす老いも若きも、それぞれに夢や希望を抱いていたのだ。パステルカラーに彩られた”一億中流社会ニッポン”の一員として…。でも、なんだかずいぶんと”昔みだい”に思える。
当方も1981年版を学生時代に読みましたが、田中康夫氏の描く華やかな世界の女性とは残念ながら縁がありませんでしたが、ただし少なからず物欲が強く、モノが多ければ幸せと思っておりました。浅い読み方で高橋源一郎の指摘箇所も読み飛ばしたようです。
多少なりとも当方も「33年後のなんとなく、クリスタル」族でありますが、物欲はほとんどなくなり、孫が健康に育ってくれればよい、ぐらいの希望しかありません。
望みもあまりない分、本書程には世間を悲観してはいませんが。
本書は小説というより、長野県知事以降の政治家・田中康夫の政治論の集大成として読んでも面白いです。論評が正鵠を得ているだけに、田中康夫が今少し謙虚であれば政治家として長続きしたのにと残念です。政治評論家向きなのかも知れません。
追記:当方だけで誰も言ってませんが、1981年当時「世界三大○○クリ文学」というのを考えてました。『モンテクリスト伯』が「モンクリ」、『ジャン・クリストフ』が「ジャンクリ」、そして『なんとなくクリスタル』が「ナンクリ」というんですけど。
<日々是不穏 like a rolling stone > 2015年2月27日(金) ピケティ『21世紀の資本』
相変わらずのピケティ人気。世界的ベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で1月に来日しました。朝日新聞(2月23日付け)が一般読者向けに「はじめてのピケティ」という記事を掲載。
「r>g」という式が有名になりましたが、これは「資本収益率(the rate of return on capital)」が「経済成長率(the rate of economic growth)」よりも大きくなっているという主張です。
株や不動産を運用して資産が増える伸び方(r)は、働いて得れる所得が伸びる方(g)より大きいという、すっかり有名になった不等式であります。
ほとんどのビジネス雑誌、経済経営雑誌で論旨が紹介されてますので、詳細はぶきます。
朝日新聞でも2月23日付けで「はじめてのピケティ」という入門記事。2月24日は「広がる不平等と日本のあした」というシンポジウムの紹介。2月26日付けの論壇時評で「担当記者が選ぶ注目の論点」で「ピケティ論 熱い余韻」と称して各論壇雑誌の記事の紹介といったぐあいです。
「経済成長だけでは、格差は縮まらない」「資産への課税で格差の是正」とのピケティの主張です。当方の疑問は、超格差社会であるアメリカが軍事力には陰りがあるものの、依然世界的な企業を生み出し続けていて、アメリカでもし格差を是正し国民が平等となるような政策が採用されれば国の活力がなくなってしまうのでは。ごく一般的な疑問ですが、本書では解答があるのでしょうか。
世界的ベストセラーなった『21世紀の資本』。2013年にフランスで原著が刊行されアメリカでブームとなり、日本版は2014年12月刊行。日本版はお堅いみすず書房からですが、すでに13万部だそうです。
専門的な経済書では異例のヒットでしょうね。こちらも煽られてしまって本当に久しぶりに経済書の単行本を購入。700ページを超える大冊です。読み切れるかどうか。アメリカの経済学者ポール・クルーグマンが「この10年で最も重要な経済学所になる」と断言してますので、まあ10年かけても読了できればよいかと。明日から頑張ります。
[その他] 10日と25日はお菓子の日 ボストン
普段は甘いものを控え、10日と25日だけスイーツを解禁という毒をもって毒を制するダイエット法ですが、
結構普段も甘いものが好きなので、すでに破たんし、スイーツを食べる習慣のみのこりました。
1日ずれてしまいましたが、26日は堺町の老舗洋菓子屋さんボストンへ。
派手さはありあせんが、昔ながらの「洋菓子」で頑張っておられます。
<店舗>
ボストン 本店
広島県広島市中区堺町2-6-3
TEL.082-292-9665
<商品>
土橋ロール、ストレートパイ
合計2、484円
2015年2月25日水曜日
[あの頃のレコード] 細野晴臣『泰安洋行』(1976年)
はっぴいえんどが1973年に解散して40年がたち、メンバーの大瀧詠一さんが2013年12月30日に亡くなられたこともあってか、2014年の末にはっぴいえんど関係のラジオ番組、テレビ番組、リマスター盤の発売とイベント目白押しでした。
『泰安洋行』ははっぴいえんど解散後の細野晴臣のスタジオ3作目。他の2枚と合わせてトロピカル三部作と呼ばれてます。
はっぴいえんどでの日本語のロックの模索に限界を感じたのか、解散後の主要メンバーは新たにバンドは組まず、大瀧詠一は歴史を遡ってアメリカのポップス、細野晴臣は地理的にニューオリンズの音楽に活路を見出したようです。(ラジオ番組からの入れ知恵です)。
細野晴臣はロック歌手としては張叫ぶような高音がでないボーカルで、狭義のハードロックに早々と見切りをつけ、独自の路線を模索したことが、トロピカル三部作として今日まで新鮮な作品を残せる要因だったかと。究極のボーダレス、テクノポップを編みだし、今日までロックの主要なカテゴリーとして健在です。
『泰安洋行』は国籍不明のハリー細野という人物がアジアから沖縄を経てニューオリンズに続くトロピカルな音楽の旅といったコンセプトで、アルバム・ジャケットやライナーも故意に紙質を悪くして、
ある種のいかがわしさががある日本人としてのロックへの居直りとも取れる表現だと思います。
アルバムは前編ゆったりとした西洋人の曲解した日本人の音楽といった趣で、Chanky Gumbo, Blues, Soy Sorse, Calypso, Boogie Woogie など、まるでサンプル音源のように世界中の音楽が楽しめます。
細野晴臣による遊び心満載のこの洋行、さすがはタイタニック号乗船の唯一の日本人の孫だけはあります。
SIDE A
1.蝶々-San(作詞・作曲・編曲:細野晴臣)
2.香港Blues(作詞・作曲:ホーギー・カーマイケル、編曲:細野晴臣)
3.“Sayonara”,The Japanese Farewell Song(作詞:フレディ・モーガン、作曲:ハセガワ・ヨシダ、編曲:細野晴臣)
4.Roochoo Gumbo(作詞・作曲・編曲:細野晴臣)
SIDE B
1.泰安洋行(作曲・編曲:細野晴臣)
2.東京Shyness Boy(作曲・編曲:細野晴臣)
3.Black Peanuts(作曲・編曲:細野晴臣)
4.Chow Chow Dog(作曲・編曲:細野晴臣)
5.Pom Pom蒸気(作曲・編曲:細野晴臣)
6.Exotica Lullaby(作曲・編曲:細野晴臣)
<メモ>
(1)『日本語ロックの50年‘はっぴいえんど’が拓いた世界』
2014年12月30日(火)午後7時20分~9時55分(NHKラジオ第一放送)
(2)『名盤ドキュメント』 はっぴいえんどの『風街ろまん』(12月30日放送NHK-BS)
(3)『レコード・コレクターズ』(2015年1月号)【特集】 はっぴいえんど
(4)はっぴいえんど マスターピース(2014年12月26日発売、ポニーキャニオン、12,000円)
2015年2月24日火曜日
[その他] 結婚30周年記念 九州旅行(4日目) 武雄温泉・有田
書くのを忘れてました。古い話で恐縮です。
結婚30周年記念の九州旅行の4日目。2015年1月12日(月・祝日成人の日)。
今回の旅行で当方が唯一行きたかった場所はスターバックス併設ツタヤが運営委託されている武雄市立図書館でした。
鹿児島中央駅から新鳥栖経由で武雄温泉駅まで。武雄温泉の京都屋に宿泊。武雄温泉駅からはレンタカーを借りました。
武雄神社→市立図書館→伊万里→有田という行程です。
武雄市立図書館は予想よりこじんまりとした図書館でしたが、従来の日本の公共図書館にない居心地のよい空間でした。
奇しくも前日の1月11日(日)が佐賀県知事選挙で、この図書館を作ったとされる前武雄市市長の樋渡啓祐氏(自民・公明推薦)が立候補されてましたが、中央からの一方的指示に地元が反発して落選されました。毀誉褒貶の多いかたのようでしたが、外野から見ると図書館はよかったです。
ガイドブックにはなかった図書館近くにある武雄神社の大楠木(樹齢3000年らしいです)が荘厳で感動しました。
有田では結婚30周年記念ということもあり、夫婦茶碗がわりに、マグカップを2個購入。有田焼というと青・赤のあでやかな色が著名ですが、こちらはシンプルな乳白色の磁器です。ネットでみつけたJICONという窯元で購入しました。
JICONの店は有田の江戸時代から続く風情ある有田町内山地区にり、国選定(重要伝統的建造物群保存地区)だそうです。御多分にもれずシャッター通り化しており残念です。
単なる旅行者の感想に過ぎません。買い物には有田焼の23店舗が揃うショッピングモールの「有田陶磁の里プラザ」(アウトレット)が便利かもしれませんが、商店街の再生という面では、町屋地区をうまく再生した方が後世のためになるような気がします。共倒れになりそうでした。
2015年2月23日月曜日
[その他] 結婚30周年記念 九州旅行(3日目) 鹿児島
<2015年1月11日(日曜日)>
3日目は鹿児島。これも鹿児島中央駅からレンタカーを借りて移動。
城山公園→知覧特攻平和会館→知覧武家屋敷→仙巖園(磯庭園)・尚古集成館、というコースでした。
あいにく天気が曇りで桜島がはっきりとは見えませんでしたが、想像より近くにある雄大な姿は感動でした。
当方はあまり名所旧跡には興味がなく、旅行中にぼんやりと考えていたのは、知覧の特攻隊基地(こちらは陸軍、『永遠の0』の海軍は鹿屋)と、西郷と大久保の明治という国家のことでした。
明治維新の原動力となった西郷と大久保が鹿児島の城下の指呼の間の近所で生まれ育ったこと。明治という国家が終焉した太平洋戦争の無謀さの象徴ともいえる自爆攻撃の基地が鹿児島にあったこと。日本の近代の縮図のような土地です。
これを機会に読み返したいのが、司馬遼太郎『明治という国家』、海音寺潮五郎『西郷と大久保』です。
2015年2月22日日曜日
[その他] 広島掃除に学ぶ会(山陽高等学校)
久しぶりに広島掃除に学ぶ会に参加しました。
本日は山陽高等学校、参加者は学校関係者134名、掃除に学ぶ会関係26名、合計160名の大所帯でした。
生徒さんは運動部中心で元気がよく統率もとれ気持ちのいい会となりました。
写真は会の終了後の体験談発表の時間です。
一つ拾えば
ひとつだけ
きれいになる
鍵山秀三郎
2015年2月21日土曜日
[その他] 結婚30周年記念 九州旅行(2日目) 熊本
[その他] 結婚30周年記念 九州旅行(2日目)
めずらしく夫婦で旅行しました。書くのを忘れてました。
<結婚30周年記念 九州旅行(第2日)>
2015年1月10日(土曜日)
昨年10月に実父を亡くし葬儀をあげたのですが、葬儀屋さんからグループのホテルの無料宿泊券を頂きました。ちょうど結婚30周年にあたるので、めずらしく夫婦で旅行することに。
無料宿泊券(2名)は湯布院か熊本のホテルで繁忙期を除く平日のみの利用であり、あまり利用価値はありませんが出不精の二人の旅行のきっかけとなりありがたかったです。
初日は移動と宿泊(熊本)のみ。配偶者(@五木寛之)が高千穂峡と鹿児島という行先リクエストでしたので、熊本→鹿児島→武雄温泉、というコースにしました。
2日目はレンタカーで熊本駅を出て高千穂峡、阿蘇山(米塚)、熊本城、というコース。天気に恵まれて寒くはありませんでした。
写真はホテル近くの駅から北熊本駅まで乗った熊本電気鉄道の車両でもと東急目鎌線の5000系(直接この車両には乗れませんでした、停車中を撮影)です。
学生時代は世田谷区で過ごしたのでこの車両も乗ったことがあります。全国で現役で残っているのはここだけだそうです。
四半世紀以上も現役の車両で、元気づけられました。
めずらしく夫婦で旅行しました。書くのを忘れてました。
<結婚30周年記念 九州旅行(第2日)>
2015年1月10日(土曜日)
昨年10月に実父を亡くし葬儀をあげたのですが、葬儀屋さんからグループのホテルの無料宿泊券を頂きました。ちょうど結婚30周年にあたるので、めずらしく夫婦で旅行することに。
無料宿泊券(2名)は湯布院か熊本のホテルで繁忙期を除く平日のみの利用であり、あまり利用価値はありませんが出不精の二人の旅行のきっかけとなりありがたかったです。
初日は移動と宿泊(熊本)のみ。配偶者(@五木寛之)が高千穂峡と鹿児島という行先リクエストでしたので、熊本→鹿児島→武雄温泉、というコースにしました。
2日目はレンタカーで熊本駅を出て高千穂峡、阿蘇山(米塚)、熊本城、というコース。天気に恵まれて寒くはありませんでした。
写真はホテル近くの駅から北熊本駅まで乗った熊本電気鉄道の車両でもと東急目鎌線の5000系(直接この車両には乗れませんでした、停車中を撮影)です。
学生時代は世田谷区で過ごしたのでこの車両も乗ったことがあります。全国で現役で残っているのはここだけだそうです。
四半世紀以上も現役の車両で、元気づけられました。
[積読立読斜読] 『教科書で出会った 名句・名歌300』(石原千秋監修、新潮文庫、2015年)
新潮文庫創刊100周年企画。教科書シリーズでは2冊目。三部構成で「俳句」「古典和歌」「近代短歌」に分かれてます。
28期は1958(昭和33)~59(34)年生まれの年代ですが、もう少し上の年代の高校生なら自分の気に入った俳句や短歌を暗唱して口ずさむような文化があったかもしれませんね。
当方も知ってはいる俳句・短歌が多かったですが、暗唱まではできてません。俳句や短歌は本来声に出して何度も音読し、日本語の奥深さを味わうものかと思うので、これを機会に音読を増やしていきたいです。
個人的には久保田万太郎の俳句が好きですが高校生には渋すぎるのか不採用でした。
夏目漱石の滑稽な味のある俳句もいいですね。2句採用されています。ちょっとまじめな句ですが。
菫程小さき人に生まれたし
肩に来て人なつなしや赤蜻蛉
近代短歌では俵万智さんの『サラダ記念日』から採用されてます。
「寒いね」と話かければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
偶然、明治の作家で斉藤緑雨に似たような文章を見つけました。
寒い晩だな、寒い晩です。妻のナグサメとは、正に斯の如きもの也。多くもこの型を出でざる受答への器械のみ。之に由りて、世の寂寥を忘るといふ者あり、げに能く忘るべし、希望をも忘るべし。
こちらはシニカル。
最近は団塊の世代が本格的に定年後の生活に入ったせいか、「大人の教科書」と銘打ったシリーズが目に付きます。
教養人を気取りたいなら一通りの教科書シリーズを揃えて継続して基本的な学力を維持したいのと、『日本の論点』のような有権者としての知識を二本立てで身につけていたいものですね。
2015年2月15日日曜日
[積読立読斜読] 『住み直す』(井上由紀子・村松美賀子著、文藝春秋、2012年)
西区市立図書館より借覧。
著者はグラフィック工芸家で夫婦が50代。義母との3人暮らしだった3LDKのマンションから職住一体の築50年の日本家屋への引っ越しの顛末。
当方も昨年暮れから同じような境遇なので手に取ってみました。
同じように物理的にモノが入らないので、本書の副題にあるように「ものと心の整理整頓、この先に向かうために」というのは同感です。心の5Sはモノよりも難しいかも。
以下本書より引用です。
P122
みかんは片手にひとつづつしか持てないのに、3つ持とうとして答えが出せなかったのだ。無理せず2個でいいんだと思えた時、気持ちがとても軽くなった。
ものの整理ができたとき、心の中もすとんと整理ができた。
ものと心の整理は、シンプルに引き算を。でも、工夫と人とのつながりは、うんと温かな足し算がいい。
[新聞記事] Returning citizens' are still one of D.C.s most marginalized and motivated groups
受刑者の社会復帰が難しいのは日本でもアメリカでも同様のようです。
見出しの英文では受刑者は"motivated"(意欲がある)が、"marginalized"(阻害されている)という表現を使っています。
名詞の"margin"の現在分詞形です。名詞は「余白・欄外」「周辺」という意味で人を形容する場合「阻害された」という意味になるようです。
日本語での「村八分」の語感に似ている感じです。
否定的な言葉の言いかえはこれも洋の東西を問わないようで、前科者(ex-offender, ex-con)の代わりに復帰市民(returning citizens)という中立的な言葉の使用が提案されているようです。
[自分史のレッスン] 2015(平成27)年 56歳
2月下旬から住むことになった離れ(入り口は1階ですが私たちの住居は2階、1階には当方の実母が暮らしています)。
昨年から今年にかけて生活していく上で結構節目となる出来事が起こりました。
2014年
7月 2年半勤めたB社を退職した
8月 長女が男子を出産(当方の初孫)
10月 実父を亡くした
2015年
1月 昨年末に試験のあったマンションの管理会社で必要な管理業務主任者試験に合格した
(同じころに受けたマンション管理士試験は不合格)
めずらしく夫婦で旅行(結婚30周年記念)
2月 母屋から離れに引っ越し予定(長女夫婦が母屋に引っ越し)
3月 マンション管理会社のS社に就職予定
※ゆっくりと年金生活への準備といった様相です。(仕事以外ではやりたいことが山積ですが)。
2015年2月10日火曜日
[積読立読斜読] 『100歳までボケない120の方法』(白澤卓二著、文春文庫)
厚生労働省の2014年の調査によると、日本の100歳以上の高齢者は5万8820人もおられるそうです。調査開始の1962年は153人だそうですから、医学の進歩は偉大であります。
100歳の人を百寿者と呼ぶそうですが、国内に6万人近い百寿者がいらっしゃるとなると本書『100歳までボケない120の方法』(白澤卓二著、文春文庫、2015年)も絵空事でなく、役に立つ実用書という呼べるかも知れません。
著者は順天堂大学教授でアンチエイジングが専門。内容は「食事」「習慣」「運動」と3部に分かれて合計で120の「ボケない」ヒント集となっています。
皆実28期も50代後半に突入し、そろそろ準備が必要かと購入してみました。当方は長生きするつもりはあまりありませんが、周囲に迷惑だけはかけたくないと思っています。
アンチエイジングのヒント、88番は「同窓会には積極的に出席しよう」でした。いつまでも好奇心を持って人との繋がりを保ち外出を心がけようという趣旨でもありますが、著者によると「同窓会」がアンチエイジングのバロメーターとなるそうです。短いので全文引用します。
88.同窓会には積極的に出席しよう
同窓会に久しぶりに出席してみると、ずいぶん老けてしまったなという人と、あの頃と比べてもあまり変わらずに若々しい人がいます。
同窓会で老けて見られるようなら、それはあなたの責任です。お腹がぶくぶくしている人は食べ過ぎに運動不足です。病気でいえば、がんはなかなか防ぐことがむずかしいですが、糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満は防ぐことができます。友人たちと体を比べてみましょう。
中学時代、もしくは高校時代、大学かも知れませんが、同窓会に出席したメンバーは、同じ社会環境に育ってきた人たちです。交通機関にしても、通信網にしても、家庭用品の電化にしても、同じ環境の中で年齢を重ねてきました。
戦後であれば、もちろん戦争を知りませんし、高度成長に関して身をもって知っているはずです。そうした同じ社会環境の中で、仕事は違うかもしれませんが、食欲にまかせて食べたり、運動らしい運動をしてこなかったために、いまの体になってしまったのです。昔と同じような体つきの人はきちんと自分をコントロールしてきたのです。日ごろの不節制はまさに同窓会での体に現れています。
それを確認しておきましょう。
同窓生の間で男性の場合、頭が薄くなってきた人を負け組というらしいのですが、これは致し方ないとして、体の負け組だけにはならないでください。
当方は事務局でありますので、当然毎回28期の同窓会には出席しますが、○ゲ・○ブ・チビの三重苦であり、そうか負け組だったのか。
[その他] 10日と25日のダイエット 風雅堂
10日と25日のみお菓子を解禁し、毒を持って毒を制するダイエットとして続けていますが、いつの間にか洋菓子・和菓子を食べるためだけの日となりつつありましが、今少し続けて見ます。
本日2月10日(火曜日)は、地蔵通りにある「風雅堂」で和生菓子を購入。「ひろ柿」という餅のような触感の和菓子が有名なのでこちらも購入。
最近店舗を改装され、昔の渋い感じはなくなりました。
<現在の体重>
たぶん85Kgぐらい。1年前から3Kgぐらい太りました。
<商品>
和生菓子他、3000円程度。
<店舗>
風雅堂
広島市中区富士見町6-12
2015年2月9日月曜日
[新聞記事] At Facebook, Boss is a Dirty Word
朝日新聞別冊のGlobe(2015年2月1日付け)より。「見出しを読み解く」。
米国IT企業Facebookでは従来の上司にあたる"boss"という言葉は、"Dirty Word"、「誰も好まない言葉」だという記事です。
平均年齢が28歳という若い企業ですが、管理職は肩書で自動的に尊敬されるわけではなく、管理職自身の能力によって部下から尊敬を勝ちうる企業風土だそうです。
なかなか日本では受け入れられない考えかもしれませんね。
記事では「若い世代も永遠に若くはない。彼らが年をとり、さらに若い世代が入社すると、Facebookの管理法も変化を強いられるかもしれない」と結んでいます。
その頃には別の若い企業がFacebookに取って代わっているかも知れませんが。
なかなか日本では受け入れられない考えかもしれませんね。
記事では「若い世代も永遠に若くはない。彼らが年をとり、さらに若い世代が入社すると、Facebookの管理法も変化を強いられるかもしれない」と結んでいます。
その頃には別の若い企業がFacebookに取って代わっているかも知れませんが。
<日々是不穏 like a rolling stone>(2015年2月9日(月) 大阪市の生活保護費プリペイドカード支給
ちょっと古いニュースで恐縮です。昨年12月、大阪市は生活保護費の一部をプリペイドカード支給する試験的に導入しました。
施策の主旨は受給者の金銭管理指導といういささか行き過ぎた職権濫用で反対です。新聞記事では毎月のプリペイド支給の残高が繰り越せるのか、最大3万円なのかが判然としませんが、前者なら生活保護費削減に多少とも貢献するかも知れません。また転売できない仕組みがあれば不正受給の抑制にもなるかも知れません。
生活保護費の問題はどうも不正受給削減(金額的には180億円弱で率では0.5%程度、2011年厚生労働省)が全面にきて、本来の弱者共済・就業支援という本来の主旨が後退しているような気がします。
生活保護費が流動性の高い現金その他の支給である限りついて回る問題かと思います。
厚生労働省によると(2011年度)生活保護費は総額3兆5千億円で、事業としてみると十分成り立つ金額です。いっそのこと全部現物支給にしてしまえば費用削減できる妙案があります。
衣食住を生活保護者に支給という観点から見ると、社会問題となっている食品ロスの問題や、都市部の空き家の問題など、マイナスとマイナスを掛け合わせてプラスに転ずるべきかと考えます。
受給者への供給事業を、受給者自身で賄えるようにすれば就業支援にもつながると思いますが、いかがでしょうか?
プリペイド方式は世界的には導入されている国もあるようで、アメリカでは「フードスタンプ」として著名でしょうか。これはこれで問題があるようですが。
生活保護費の一部をプリペイドカードで支給へ 大阪市
(2014年12月27日朝日新聞ネット)
大阪市は26日、生活保護費の一部をプリペイドカードで支給するモデル事業を始めると発表した。全国初の試みといい、2千世帯の利用を目標に来年2月から希望者を募り、半年から1年程度実施する予定だ。
市が富士通総研と三井住友カードの事業提案を採用し、3者で協定を結んだ。
モデル事業では、受給者に三井住友カードが発行するプリペイドカードを貸与し、そのカードに市が毎月3万円入金する形で支給する。カードは国内約450万店舗のVisaカードブランドの加盟店で買い物ができる。同市の場合、単身者の生活扶助費は月約8万円で、残額はこれまで通り、口座振替や現金で支払う。
カードの利用については、生活保護費を受け取ってもすぐに使い果たすような金銭管理の不得意な人を中心にケースワーカーを通じて希望者を募る方針。カードの乱用を防ぐため、利用記録については市がカード会社に照会できるうえ、本格実施の段階で、特定業種に対する使用制限や1日あたりの利用限度額を設けることも検討している。橋下徹市長は同日の記者会見で「本来、全員カード利用にして記録を出させて指導すればいい」と語った。(南彰)
2015年2月8日日曜日
[新聞記事] くらしの目 「スッキリ片付け 賢く老いる」(阿部絢子さん)
[新聞記事] くらしの目 「スッキリ片付け 賢く老いる」(阿部絢子さん)
朝日新聞2月8日付け生活欄。
消費生活アドバイザーの阿部絢子さんによるインタビュー記事。1月に『わが家をゴミ屋敷にしないために 老いの片付け力』(大和書房)を出版されました。
私ごとですが、当方も昨年暮れから実家の片付け中。前々から片付けの必要は感じていたのですが御多分に漏れず先延ばしが続いておりました。昨年実父を亡くしたのと初孫誕生を契機に母屋を娘夫婦に譲り私たち夫婦は離れの二階に引っ越すことにしました。(離れの一階には実母が暮らしています)。極めて至近距離に4世代が住むこととなりました。
母屋は夫婦二人が住むには広大であり物置スペースもふんだんにあったため二人の娘の子供時代からのモノも処分しないまま今日まで暮らしてきました。要するに家全体が巨大な物置状態でありました。離れの二階は2DKで物置もないため必然的に片づける必要がありました。
新聞記事では、主に60歳代の方向けの片付け術としてまとめられていますが、28期も50代後半に入り参考になるところが大でした。
以下引用です。
写真は朝日新聞より
朝日新聞2月8日付け生活欄。
消費生活アドバイザーの阿部絢子さんによるインタビュー記事。1月に『わが家をゴミ屋敷にしないために 老いの片付け力』(大和書房)を出版されました。
私ごとですが、当方も昨年暮れから実家の片付け中。前々から片付けの必要は感じていたのですが御多分に漏れず先延ばしが続いておりました。昨年実父を亡くしたのと初孫誕生を契機に母屋を娘夫婦に譲り私たち夫婦は離れの二階に引っ越すことにしました。(離れの一階には実母が暮らしています)。極めて至近距離に4世代が住むこととなりました。
母屋は夫婦二人が住むには広大であり物置スペースもふんだんにあったため二人の娘の子供時代からのモノも処分しないまま今日まで暮らしてきました。要するに家全体が巨大な物置状態でありました。離れの二階は2DKで物置もないため必然的に片づける必要がありました。
新聞記事では、主に60歳代の方向けの片付け術としてまとめられていますが、28期も50代後半に入り参考になるところが大でした。
以下引用です。
「くらしの形は一生同じではありません。年齢と状況で変わっていきます。くらしが変化すれば必要な物も違います。そこで使わなくなったものを処分しないと、あふれた不要物に埋もれてくらすことになり、物を捜すにも時間がかかる。母がそうでした。年を取っていくほど片付けは難しくなります。物を一つひとつ見直すのは、面倒で疲れることですから。老いて片付けられなくなる前に、家の中の物を見直し、絞り込む必要があります。『片付け力』は賢く老いる技術です」
――片付け力の本質とは何だと思いますか?
「決断です。今どうするべきかを自分で決めること。どのような介護サービスを受けるか、どこの病院にかかるかなど、決断を求められることは老いてからいっぱいあります。その時に判断できるよう、片付けを通して練習しておくという意義もあると思います」 (聞き手 編集委員・大村美香)
あべ・あやこ 1945年生まれ。生活研究家・消費生活アドバイザー。1月に「わが家をゴミ屋敷にしないために 老いの片づけ力」(大和書房)を発表。
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