日々是不穏 like a rolling stone
2026年11月1日日曜日
2026年10月31日土曜日
[惹句どんどん] 関川夏央(文芸評論家)
掃いて捨てるほどいる昭和戦後の「じいさん」たちは、平成時代には「むっとする」ことが少なくなかったものの、令和ともなるとその元気も衰え、ただ薄暮の光の中でぼんやりしているばかりである。
p286
全体に「阿房列車」シリーズは、昭和戦前の「じいさん」が戦後という時代に「むっとする」お話で、威張るのは老人の義務、横着は文士のあるべき姿、という考えを体現した作品といえる。それにしえも六十を過ぎたばかりで老人になれるとは、よい時代であった。
現代はそうはいかない。掃いて捨てるほどいる昭和戦後の「じいさん」たちは、平成時代には「むっとする」ことが少なくなかったものの、令和ともなるとその元気も衰え、ただ薄暮の光の中でぼんやりしているばかりである。
『鉄道文学傑作選』(関川夏央編、中公文庫、2024年)より
[積読立読斜読] 『人生をひらく100の金言』(鍵山秀三郎著、致知出版、2017年)
44 遺産
北海道大学の前身である札幌農学校の第一期生で、
クラーク博士の弟子の内村鑑三は、
「人間が遺すべき遺産とはなにか。
金やものなど財産を残すことにも意義がある。
しかし、それは何人にもできることではない。
何人にもできて、お金やものより価値のあることは、
勇気ある高尚な生涯だ」
と言われました。
私は個人としては何の財産もありませんが、
世の中に、自分の生き方、
自分の商売という遺産を
残していきたいと頑張っております。
2026年10月30日金曜日
[その他] 県立図書館から借りた本 『言論統制』(佐藤卓己著、中公新書)
県立図書館から借りてきました。ハチドリ舎の「調べ学習」の参考図書です。
<出版社のサイトより>
言論統制 増補版
情報官・鈴木庫三と教育の国防国家
佐藤卓己 著
戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。
書誌データ
初版刊行日2024/5/22
判型新書判
ページ数592ページ
定価1650円(10%税込)
ISBNコードISBN978-4-12-102806-8






















