2022年8月31日水曜日

[晴れときどき英語のお勉強] 『英文法授業ノート』 099 代名詞(pronouns)② 所有・再帰・指示代名詞



 099 代名詞(pronouns)② 所有・再帰・指示代名詞


[解説]

所有代名詞

所有格+名詞を表し「単独で」使うことができる

my computer ⇒ mine

※ This is my friend Michael. (特定の1人の友だち)

A friend of mine visited me. (何人かいる友だちのうち不特定の1人)


再帰代名詞

①主語と動詞 [自動詞+前置詞/他動詞]の目的語が同じ場合に使う

She looked at herself in the mirror.

I enjoyed myself at the party.

②「自分で」という意味を強調する

I myself will do the work.


指示代名詞

this / that  近く/遠く、にある特定の人やもの・文全体や一部を指す代名詞


<単数> that ≒ the + 単数名詞

<複数> those ≒ the + 複数名詞

繰り返しを避けるため、すでに出た名詞・句・節の代わりに使う


[例文]

1  An old friend of mine lives in Singapore.


2 You should do it yourself.


3 Sorry, I was just talking to myself.

「独りごと」


4 Please help yourself  (to some sweets).


5 "I have a dream that …. This is our hope."


6 A:"Let's play cards." B:"That's a good idea."


this は心理的に近いもの(自分の言ったこと)

that は遠いもの(相手の言ったこと)


7 The population of Australia is smaller than tat of Japan.

that = the population


8 The traffic rules of Australia different from those of Japan.

those = the traffic rules


※再帰代名詞を使った定型表現

Enjoy yourself.

Let me introduce myself.

Make yourself at home.

「くつろいでね」

Take care of yourself.

「お大事に」



2022年8月30日火曜日

[積読立読斜読] 『久保田万太郎俳句集』(岩波文庫、2021年)(73)

 





櫻餅うき世にみれんあればかな


尋めゆけどゆけどせんなし五月闇




「さるほどに」の前書きの697、一人息子の「耕一、百ケ日」の前書きのある702が印象に残りました。



697 櫻餅うき世にみれんあればかな


698 春雨や枯らすに惜しきいのちの根


699 蹴る鞠のそれてかげろふゆくへかな


700 椿落つ妬心の闇のふかき底


701 目になみだうかめし春の佛かな


702 尋(と)めゆけどゆけどせんなし五月闇


703 新盆(にいぼん)やひとかに草のやどす露


704 風きよし切子の房をふきみだし


705 夜あがりの空たのめなき切子かな


706 身の闇や盆提灯のきえしとき



五月闇:五月闇(さつきやみ)

仲夏

【子季語】


梅雨闇、夏闇


【解説】

梅雨時のころの鬱蒼とした暗さをいう。昼間の厚い雲に覆われた暗さでもあるが、月のない闇夜のことでもある。



尋む


と・む 【尋む・求む・覓む】

他動詞マ行下二段活用

活用{め/め/む/むる/むれ/めよ}

さがしもとめる。たずねる。

出典新古今集 春上

「とめ来(こ)かし梅盛りなるわが宿を」

[訳] たずねて来てほしい、梅の花が盛りの私の家を。

[惹句どんどん] 高橋是清 1854‐1936(安政1‐昭和11)



 

「我」を去り私心をなくす、

 

そうして自然の大道と己を一緒にしてみると、

 

「生死」というものがなくなってくる。




高橋是清  1854‐1936(安政1‐昭和11)

たかはしこれきよ 


近代日本の財政家,政治家。幕府の絵師川村庄右衛門の庶子として江戸に生まれた。幼名和喜次。仙台藩足軽高橋是忠の養子となる。1867年(慶応3)藩の留学生として渡米し苦学。翌年帰国し森有礼の書生となり,大学南校に入学。文部省を経て農商務省に入り特許局長まで進む。90年ペルーの銀山開発に失敗。92年日本銀行に入り,95年横浜正金銀行支配人に転じ,99年日銀副総裁に就任。日露戦争外債募集に成功し,1905年貴族院議員に勅選され,07年には男爵を受けた。11年日銀総裁に昇任した。

 1913年第1次山本権兵衛内閣の蔵相となり,同時に政友会に入党。18年原敬内閣の蔵相に就任,政友会の積極政策を財政面で推進した。20年子爵。21年11月原敬暗殺のあとを受け,政友会総裁と首相の座を継承。ワシントン体制と国内の戦後不況・階級闘争の激化に対応する協調的新政策路線を模索したが,政治力が欠けていたこともあり党内対立を招き,内閣改造に失敗し,22年6月辞職。24年1月清浦奎吾内閣成立に対し第2次護憲運動がおこると,爵位を返上し,貴族院議員を辞任して運動に加わることを表明,原敬の選挙区盛岡市より当選した。政友本党の分裂で政友会は第3党に落ち,高橋は加藤高明の要請で護憲三派内閣の農商務相に就任したが,25年5月,政友会総裁を田中義一に譲り閣外に去った。27年金融恐慌に際し,田中義一新首相の懇請で蔵相となり,モラトリアムその他の処置で危機を脱すると在職42日で辞任,その無欲と政財界における信用度を示す。

 満州事変勃発後政友会犬養毅内閣が成立するとまたも蔵相として入閣,大恐慌によって破綻した民政党の金解禁・緊縮財政・非募債政策を一新して,金輸出再禁止,軍備拡張と農村救済を柱とする積極財政による景気刺激政策を推進した。五・一五事件後の斎藤実内閣にも蔵相として留任,積極財政の具体化のため日本銀行券の発行限度を1.2億円から一挙に10億円に拡大し,赤字公債日銀引受けの道を開いた。この一連の政策により,貿易は伸張し景気はいちじるしく回復した。しかし軍部の軍拡要求はとどまるところを知らず,34年11月政友会の反対を押し切って岡田啓介内閣の蔵相に就任した高橋は,36年度予算編成にあたり悪性インフレを警戒して軍事費抑制の姿勢を示した。このため青年将校の恨みを買い,二・二六事件で襲撃を受け射殺された。無欲な人柄で〈だるま〉の愛称のもとに大衆的人気をもった彼の不慮の死は世人の同情を集めた。    松尾 尊鵜


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[積読立読斜読] 夏目漱石『夢十夜』(1908(明治41)年) 

集英社版の全集の挿絵は加山又造




2022年からの年間読書テーマ。夏目漱石の小説作品全部読む。

本日は『夢十夜』を読みました。


 『夢十夜』(ゆめじゅうや)は、夏目漱石著の掌小説。1908年(明治41年)7月25日から8月5日まで『東京朝日新聞』で連載された。漱石の年齢は明治の年号と同じで41歳のときの作品。


現在(明治)を始め、神代・鎌倉・100年後と、時空を超えて10の不思議な夢の世界を綴る。全部の掌編ではなく、第一夜、第二夜、第三夜、第五夜の書き出しは「こんな夢を見た」で始まり、泉鏡花ばりの幻想文学のテイストが濃い作品です。


参考にしている漱石研究のテキスト『なぜ漱石は終わらないのか』(石原千秋・小森陽一著、河出文庫、2022年)ではフロイト流に漱石の「夢判断」が行われていますが、素直に鑑賞すればよいと思います。


当方は「第六話」の運慶の話が好きです。テキストが公開されているので全文掲載します。


(青空文庫からお借りしたので漢字のあとに「フリガナ」が続いており

読みにくいですが、ご容赦のほど。)


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第六夜


 運慶うんけいが護国寺ごこくじの山門で仁王におうを刻んでいると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやっていた。


 山門の前五六間の所には、大きな赤松があって、その幹が斜ななめに山門の甍いらかを隠して、遠い青空まで伸のびている。松の緑と朱塗しゅぬりの門が互いに照うつり合ってみごとに見える。その上松の位地が好い。門の左の端を眼障めざわりにならないように、斜はすに切って行って、上になるほど幅を広く屋根まで突出つきだしているのが何となく古風である。鎌倉時代とも思われる。


 ところが見ているものは、みんな自分と同じく、明治の人間である。その中うちでも車夫が一番多い。辻待つじまちをして退屈だから立っているに相違ない。

「大きなもんだなあ」と云っている。

「人間を拵こしらえるよりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。

 そうかと思うと、「へえ仁王だね。今でも仁王を彫ほるのかね。へえそうかね。私わっしゃまた仁王はみんな古いのばかりかと思ってた」と云った男がある。

「どうも強そうですね。なんだってえますぜ。昔から誰が強いって、仁王ほど強い人あ無いって云いますぜ。何でも日本武尊やまとだけのみことよりも強いんだってえからね」と話しかけた男もある。この男は尻を端折はしょって、帽子を被かぶらずにいた。よほど無教育な男と見える。


 運慶は見物人の評判には委細頓着とんじゃくなく鑿のみと槌つちを動かしている。いっこう振り向きもしない。高い所に乗って、仁王の顔の辺あたりをしきりに彫ほり抜ぬいて行く。


 運慶は頭に小さい烏帽子えぼしのようなものを乗せて、素袍すおうだか何だかわからない大きな袖そでを背中せなかで括くくっている。その様子がいかにも古くさい。わいわい云ってる見物人とはまるで釣り合が取れないようである。自分はどうして今時分まで運慶が生きているのかなと思った。どうも不思議な事があるものだと考えながら、やはり立って見ていた。


 しかし運慶の方では不思議とも奇体ともとんと感じ得ない様子で一生懸命に彫っている。仰向あおむいてこの態度を眺めていた一人の若い男が、自分の方を振り向いて、

「さすがは運慶だな。眼中に我々なしだ。天下の英雄はただ仁王と我われとあるのみと云う態度だ。天晴あっぱれだ」と云って賞ほめ出した。


 自分はこの言葉を面白いと思った。それでちょっと若い男の方を見ると、若い男は、すかさず、

「あの鑿と槌の使い方を見たまえ。大自在だいじざいの妙境に達している」と云った。

 運慶は今太い眉まゆを一寸いっすんの高さに横へ彫り抜いて、鑿の歯を竪たてに返すや否や斜はすに、上から槌を打うち下おろした。堅い木を一ひと刻きざみに削けずって、厚い木屑きくずが槌の声に応じて飛んだと思ったら、小鼻のおっ開ぴらいた怒り鼻の側面がたちまち浮き上がって来た。その刀とうの入れ方がいかにも無遠慮であった。そうして少しも疑念を挾さしはさんでおらんように見えた。


「よくああ無造作むぞうさに鑿を使って、思うような眉まみえや鼻ができるものだな」と自分はあんまり感心したから独言ひとりごとのように言った。するとさっきの若い男が、

「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋うまっているのを、鑿のみと槌つちの力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」と云った。


 自分はこの時始めて彫刻とはそんなものかと思い出した。はたしてそうなら誰にでもできる事だと思い出した。それで急に自分も仁王が彫ほってみたくなったから見物をやめてさっそく家うちへ帰った。


 道具箱から鑿のみと金槌かなづちを持ち出して、裏へ出て見ると、せんだっての暴風あらしで倒れた樫かしを、薪まきにするつもりで、木挽こびきに挽ひかせた手頃な奴やつが、たくさん積んであった。


 自分は一番大きいのを選んで、勢いよく彫ほり始めて見たが、不幸にして、仁王は見当らなかった。その次のにも運悪く掘り当てる事ができなかった。三番目のにも仁王はいなかった。自分は積んである薪を片かたっ端ぱしから彫って見たが、どれもこれも仁王を蔵かくしているのはなかった。ついに明治の木にはとうてい仁王は埋うまっていないものだと悟った。それで運慶が今日きょうまで生きている理由もほぼ解った。


2022年8月29日月曜日

[シニアの自己啓発] TOEIC単語暗記 841 - 860



841 copyright


842 nutritious

cf. nutrition


843 obstruct

 verb [transitive]    

1 to block a road, passage etc. 類義語 block

 A small aircraft was obstructing the runway.



844 abundant

 adjective    

something that is abundant exists or is available in large quantities so that there is more than enough OPP scarce


・ During the 18th century land was cheap, grain was plentiful, and meat was abundant.



845 agreeable

adjective    

1 written or old-fashioned pleasant OPP disagreeable

 We spent a most agreeable couple of hours.



846 compromise

noun    

1 [countable, uncountable] an agreement that is achieved after everyone involved accepts less than what they wanted at first, or the act of making this agreement

 Compromise is an inevitable part of marriage.


verb    

1 [intransitive] to reach an agreement in which everyone involved accepts less than what they wanted at first

 She admitted that she was unable to compromise.



847 continuous

adjective    

1 continuing to happen or exist without stopping → continue


cf.  adjective [only before noun]    

1 continuing for a long time without stopping 類義語 constant

 five weeks of continual rain

 the Japanese business philosophy of continual improvement

2 repeated many times, often in a way that is harmful or annoying 類義語 constant

 She has endured house arrest and continual harassment by the police.



848 dominant

adjective    

1 more powerful, important, or noticeable than other people or things → dominate


Japan became dominant in the mass market during the 1980s.



849 exhausted

adjective    

1 extremely tired 類義語 worn out

 You look absolutely exhausted.

exhausted from/by

 I was exhausted by the journey.



850 fierce

 adjective    

1 done with a lot of energy and strong feelings, and sometimes violence


・The dog was standing at the gave, looking fierce and growling.



851 prosperous

adjective formal    

rich and successful


・I am proud to report that the condition of the country as a whole is prosperous.



852 quote

verb    

1 [intransitive, transitive] to repeat exactly what someone else has said or written


to give a piece of information that is written down somewhere


to tell a customer the price you will charge them for a service or product

Hotels often quote a special rate for groups who use the hotel on a regular basis.



853 reluctant

adjective    

slow and unwilling OPP willing

 She gave a reluctant smile.



854 remedy

 noun (plural remedies) [countable]    

1 a way of dealing with a problem or making a bad situation better 類義語 solution


verb (remedied, remedying, remedies) [transitive]    

to deal with a problem or improve a bad situation 類義語 put right

 To remedy the situation, the water must be chemically treated.



855 solely

adverb    

not involving anything or anyone else 類義語 only

 Scholarships are given solely on the basis of financial need.



856 vital

adjective    

1 extremely important and necessary for something to succeed or exist 類義語 crucial

 The work she does is absolutely vital.



857 revitalize

verb [transitive]    

to put new strength or power into something → revive

 They hope to revitalize the neighborhood by providing better housing.



858 commence

verb [intransitive, transitive] formal    

to begin or to start something

 Work will commence on the new building immediately.


noun formal    

1 [uncountable] the beginning of something

commencement of

 the commencement of building work


卒業式のスピーチ

commencement address



859 countless

adjective [usually before noun]    

too many to be counted

 a famous film clip which has been shown countless times



860 devise

verb [transitive]    

to plan or invent a new way of doing something

 She devised a method for quicker communications between offices.


2022年8月28日日曜日

[新聞記事] Sunday World Economy スリランカ「インド洋の真珠」首を絞めた借金 物価66%上昇 日本の支援も期待

 先日の読書会はケインズの一般理論のダイジェスト版。日本の国債残高の話になり、当方は生半可な知識で「まあデフォルトになった国でもちゃんと生活できるようですから」という発言に税理士の方が、デフォルトになった国民の悲惨さは日本のマスコミはあまり取り上げないが、YouTube等では悲惨きわまりないとというご意見でした。

本日付けの朝日新聞にデフォルトになったスリランカの記事がありましたので投稿しときます。物価上昇66%では悲惨ですね。富裕層は国外脱出でいいかも知れませんが。






[一日一禅] 逢茶喫茶逢飯喫飯 [ほうきっさほうはんきっぱん] 食べるときはきちんと食べる。自分の行動を律して。

 





[積読立読斜読]『ムダな努力はない 人生の行動指針220』 161 - 165

 




163 例外をつくらない

たとえば、掃除。

「晴れたら実施、雨なら中止」というように、

あいまいな基準をつくるから徹底されません。

そうではなく、

やる以上は「天候に関係なく、実施」。

例外をつくらないことです。







[シニアの自己啓発] TOEIC文法問題 文法模試セット4 

 2022年8月27日(土曜日)

30問中25問正解。


本番では満点目標。

TOEICは時間との戦いで、文法問題では圧倒的に時間が足らず、全問解答できない場合があります。

Part5では1問を30秒以内で解く必要があります。











2022年8月27日土曜日

[積読立読斜読] 『天祐なり 高橋是清・百年前の日本国債』(幸田真音著、角川書店、2012年)


 縁あって参加している月の一度の読書会。カフェダスティ―アーツ読書会。


9月の課題図書は旧刊ですが幸田真音さんの高橋是清の生涯を材にとった『天祐なり』です。


オリジナルは2011年東京新聞他の新聞小説。2012年角川書店より単行本化。2015年角川文庫化。2014年新田次郎文学賞受賞。当方は中古の単行本で読了。


高橋是清に関しての小説を読むのは初めてですが(幸田真音さんの作品も)、『高橋是清自伝』(中公文庫版)を学生時代に読んだことがあり「小説より奇なり」の見本のような波瀾の人生については既知でありました。


自伝が小説よりも面白いこともあって、ほぼ編年体で是清の生涯を描いた小説の筋自体が面白くないわけがなく、幸田真音さんが「何を書くのか」に興味がありました。


銀行員・証券会社でのディーラーを経て経済小説家となっただけあって、一番力がはいっていたのは日露戦争の戦費調達のための外債募集の場面かと思います。外債調達の仕組みを専門家らしく詳細に調査されて、事業がいかに困難であったかが理解できます。


自分は昭和恐慌からの回復時に見せた「日本のケインズ」高橋財政の考え方を、是清がどこで学んだのか、軍拡からやがて二・二六事件で自らテロの対象になるまでの社会情勢の描きかたが不十分で、小説の主題としては散漫で平坦な印象となり残念でした。


前回の読書会課題書であった『超訳ケインズ一般理論』の版元、東洋経済新報社の石橋湛山は是清の若きブレーンだったそうですが、本作では登場せず。ケインズの論文を是清が読んでいたのかどうかも調査不明のようです。


タイトルの『天祐なり』は是清が外債調達に成功した際の言葉だそうです。


自分の興味は、正規教育をまったく受けていない是清の知識の背景や、「だるま宰相」に相応しい頂点から奈落への人生の経路で、かならず救済者が現れる人物的魅力、逆境に落ち込まない天性の楽天家、はどこから由来するのかでしたが、本作で合点が行きました。


<著者プロフィール>

1951年滋賀県生れ。米国系銀行や証券会社での債券ディーラーや外国債券セールスなどを経て、1995年『ザ・ヘッジ 回避』(文庫版は『小説ヘッジファンド』と改題)を上梓し、作家に転身。『偽造証券』『傷─邦銀崩壊―』『日本国債』『あきんど―絹屋半兵衛―』『コイン・トス』『日銀券』『周極星』『タックス・シェルター』『バイアウト』『Hello,CEO.』『ランウェイ』『財務省の階段』など、多くの作品がある。

新潮社のサイトより


<他の本からの引用>

『高橋是清 日本のケインズ―その生涯と思想』(リチャード・J・スメサースト著、東洋経済新報社、2010年)


P378

高橋是清の政治経済思想家としての13の原則


(1)政府の主要な責務は自国の経済成長を促進することである。

(2)経済発展の目的は単に国家の財政基盤を鏡花することだけでなく、国民の生活水準を向上させることでもある。

(3)国の富と国民所得を引き上げる最も良い方法が、企業が労働者の生産性を向上させることでもある。

(4)所得分配の相対的な均一性はどの国にとっても必要であり、このため政府は、累進所得税を用いて貧富の差を縮めるべきである。

(5)政府は国民の生活水準を向上させる政策を採用するだけでなく、国民が統治にあたってより大きなや役割を果たせるようにする(普通選挙、府県知事公選制、を提唱)

(6)政府は、とくに不況時において、歳入以上に歳出を増加させ、自国通貨を減価させることによって、財政金融政策を通じて経済成長を刺激することができる

(7)政府は、経済が過熱しているときには、財政収支の均衡あるいは財政黒字の計上や、自国通貨の切り上げによって、財政金融政策を通じて需要を縮小させ、インフレを抑えることができる。

(8)過剰な軍事支出は、国の経済の健全性だけでなく、国防そのものも危険にさらすことになる。

(9)外交政策においては、文民が主導権を握り、軍人はこれに追随するべきである。

(10)日本の外交ならびに金融政策は、英米両国中心の枠組みと協調をとりながら運営されるべきである。なぜなら、英米両国との戦争は無益であるばかりでなく、英米両国とその帝国圏は、日本にとって最も重要な海外市場・資本源泉・天然資源・技術を提供しているからである。

(11)日本と他国の競争は、帝国建設や戦争を通じてではなく、貿易を通じて行われるべきである。

(12)中国との関係において日本は、先行き日本にとって世界における貿易上の競争相手ではなく、むしろ貿易相手国となりうるという意識を持って、強力な統一された中国の建設に向けて努力すべきである。

(13)持続的な経済成長にとって必要不可欠なのは、中央集権的な意思決定ではなく、市場における情報である。


高橋は、ケインズ自身がそうであったように、ケインズ主義者であると同時にハイエク主義者でもあった。


本書の主な目的の一つは、非摘出子として生れ、幼少時に武士としては最下層の足軽の家に養子に出された高橋が、成熟してこうした一連の多面的な考え方を持つに至った背景を考察することであった。(中略)若いころの高橋が習得した唯一の実用的な技術は、英語能力であった。


P390

訳者より新しい高橋是清像の重要点3点


(1)人格形成過程

(2)経済・社会観と政策思想

(3)1930年代の軍国主義の台頭と高橋の関係




[その他] 8月27日(土)広島掃除に学ぶ会 平和大通り街頭清掃


 8月27日(土)は広島掃除に学ぶ会の活動で、平和大通りの街頭清掃を行いました。

13名の参加がありました。いつもありがとうございます。


お盆が過ぎて早朝はかなり涼しくなりました。


地域の方のボランティアとお会いしました。週に2~3日ゴミ拾いをされているそうです。3年前に比べて大通りのゴミは本当に少なくなりました。


広がれゴミ拾いの輪。

2022年8月26日金曜日

[シニアの自己啓発] TOEIC単語暗記 821 - 840

この単語帳は1000単語あるので12月の試験日までに覚える。

いままでちゃんと単語を覚えて試験に臨んでおらず
「だいたいわかる」レベルにとどまっていましたが。

1000単語覚えたら高得点いけるかな?




 821 applicable

 adjective    

if something is applicable to a particular person, group, or situation, it affects them or is related to them → apply

applicable to

・The offer is only applicable to bookings for double rooms.



822 commend

verb [transitive] formal    

1 to praise or approve of someone or something publicly

commend somebody for something

・Inspector Marshall was commended for his professional attitude.


cf. recommend verb [transitive]    

1 to advise someone to do something, especially because you have special knowledge of a situation or subject

recommend (that)



823 complement

verb [transitive]    

to make a good combination with someone or something else

 John and Bob complemented each other well.



824 incentive

noun [countable, uncountable]    

something that encourages you to work harder, start a new activity etc → motivation

 As an added incentive, there’s a bottle of champagne for the best team.



825 incorpotate

 verb [transitive]    

to include something as part of a group, system, plan etc

incorporate something into/in something

 We’ve incorporated many environmentally friendly features into the design of the building.



826 lapse

noun [countable]    

1 a short period of time during which you fail to do something well or properly, often caused by not being careful

momentary/temporary/occasional etc lapse

 Despite the occasional lapse, this was a fine performance by the young saxophonist.


2 a failure to do something you should do, especially to behave correctly

 He forgot to offer Darren a drink, but Marie did not appear to notice the lapse.



827 picturesque

adjective    

1 a picturesque place is pretty and interesting in an old-fashioned way

 a quiet fishing village with a picturesque harbour


シソーラスの 参照 beautiful



828 prospective 

 adjective [only before noun]    

1 → prospective employee/candidate/buyer etc

2 likely to happen

 the prospective costs of providing pensions



829 simplify


830 surpass

verb [transitive]    

to be even better or greater than someone or something else

 He had surpassed all our expectations.



831 surplus

 noun [countable, uncountable]    

1 an amount of something that is more than what is needed or used 類義語 excess

 Any surplus can be trimmed away.



832 withstand

verb (past tense and past participle withstood /-?st?d/) [transitive]    

1 to be strong enough to remain unharmed by something such as great heat, cold, pressure etc 類義語 resist, stand up to

 This fabric can withstand steam and high temperatures.



833 advocate

verb [intransitive, transitive]    

to publicly support a particular way of doing something

 Extremists were openly advocating violence.


noun [countable]    

1 someone who publicly supports someone or something 類義語 proponent

advocate of

 She’s a passionate advocate of natural childbirth.



834 aspiring

adjective    

[only before noun] hoping to be successful in a particular job, activity, or way of life

 aspiring young writers



835 assorted



836 credentials

noun [plural]    

1 someone’s education, achievements, experience etc that prove they have the ability to do something

credentials for/as

 She had excellent credentials for the job.



837 inter-office

社内便の


838 malfunction

 noun [countable]    

a fault in the way a machine or part of someone’s body works

 a malfunction in one of the engines


verb [intransitive]

 A warning light seems to have malfunctioned.



839 mutually

adverb    

1 → mutually acceptable/beneficial/convenient etc

2 → mutually exclusive

コーパスの例

mutually

? It was in their interest to have an efficient, mutually agreed Code of Practice.



840 periodically

cf. periodic adjective [only before noun]    

happening a number of times, usually at regular times

 periodic home visits by nurses


periodically

adverb

 Teachers meet periodically to discuss progress.



[新聞記事] 真逆の男(下)広島市信用組合理事長・山本明弘さん 「よその非効率 うちの効率じゃ」

地方金融機関は横並びの経営かと思ってましたが、

記事からではなかなか気骨のある理事長です。

2022年8月25日(木)付、朝日新聞記事。




[シニアの自己啓発] 8月25日(木曜日)公式問題⑦ Test 1 Part 7

 54問中 47問正解

本番ではPart 7を1問1分合計54分で解き、満点目標。












2022年8月25日木曜日

[積読立読斜読] 『すべての月、すべての年』(ルシア・ベルリン著、岸本佐知子訳、講談社、2022年)


 2015年アメリカでベストセラーとなったルシア・ベルリン再発掘の書"A Manual for Cleaning Women"は、日本では翻訳の関係か2冊の分冊となりました。翻訳は同じ岸本佐知子さんです。


数奇な私生活を送った人がすべてすぐれた作家になれるわけではないでしょうが、ルシア・ベルリンの傍から見れば壮絶な人生がなければ、この優れた作品は生まれなかったのでしょう。日本人にはなじみのない(ほとんどのアメリカ人にとっても)アメリカの鉱山地が舞台となっており、メキシコでの生活で得たスペイン語圏の雰囲気も物珍しいものがあったのかも知れません。


さらに大柄なブルーネットで吸い込まれるような碧眼の(おそらく三番目の夫が撮った)ポートレートに見入られた人も多かったかもしれません。


嗅覚・視覚を総動員してさらりと描いた情景描写はそれだけで短編として成立しそうな筆力です。


P10

エルパソが近づいて、列車は速度を落とした。わたしは赤ん坊のベンを起こさずに、そのまま抱っこしてデッキに出た。

外の景色をながめたかった。それに匂いもだ。この砂漠の臭いと嗅ぎたかった。

カリーチェ土、セージ、精錬所の硫黄、リオ・グランデ河岸のメキシコ人の小屋の焚き火の匂い。聖なる土地。

戦争中に、祖母のメイミーと祖父と同居するためにはじめてここにやって来て、そのときはじめてイエス・キリストやマリア様や聖書や罪のことを聞いた。だからエルパソのぎざぎざの山並みや砂漠は、わたしの頭の中ですっかりイェルサレムとごっちゃになっていた。

川べりのイグサ、いたるところにある大きな十字架。イチジクにザクロ。黒いショールにくるまって赤子を抱いた女たち。貧しく痩せさらばえ、受難者の目・救い主の目をした男たち。

夜空の星は歌そのままに大きく明るく、これでもかというくらい輝いてみせるので、あの三人の博士たしたそのどれかを追いかけずにいられなかったもの無理はないと思えた。


「虎に噛まれて」より


主人公はすべて破天荒な女性で、あまり感心はしませんが、小説としての上手さは感心しました。




下記は講談社のサイトより。


https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000353810



<内容紹介>


魂の作家による19の短編。

ロングセラー『掃除婦のための手引き書』のルシア・ベルリン、待望の新邦訳作品集。


『掃除婦のための手引き書』の底本である短編集 A Manual for Cleaning Women より、同書に収録しきれなかった19編を収録、今回も傑作ぞろいの作品集です。


〈収録作品〉

虎に噛まれて/エル・ティム/視点/緊急救命室ノート、一九七七年/失われた時/すべての月、すべての年/メリーナ/

友人/野良犬/哀しみ/ブルーボネット/コンチへの手紙/泣くなんて馬鹿/情事/笑ってみせてよ/カルメン/

ミヒート/502/B・Fとわたし




<著者プロフィール>

著:ルシア・ベルリン(ルシア・ベルリン)

1936年アラスカ生まれ。鉱山技師だった父の仕事の関係で幼少期より北米の鉱山町を転々とし、成長期の大半をチリで過ごす。3回の結婚と離婚を経て4人の息子をシングルマザーとして育てながら、学校教師、掃除婦、電話交換手、看護助手などをして働く。いっぽうでアルコール依存症に苦しむ。20代から自身の体験に根ざした小説を書きはじめ、77年に最初の作品集が発表されると、その斬新な「声」により、多くの同時代人作家に衝撃を与える。90年代に入ってサンフランシスコ郡刑務所などで創作を教えるようになり、のちにコロラド大学准教授になる。2004年逝去。レイモンド・カーヴァー、リディア・デイヴィスをはじめ多くの作家に影響を与えながらも、生前は一部にその名を知られるのみであったが、2015年、本書の底本となるA Manual for Cleaning Womenが出版されると同書はたちまちベストセラーとなり、多くの読者に驚きとともに「再発見」された。邦訳書に『掃除婦のための手引き書』(岸本佐知子訳)がある。

[惹句どんどん] ルシア・ベルリン(アメリカの作家)



 
孤独、というのはアングロサクソン的な観念だ。
メキシコシティでは、
ほかに乗客のいないバスに独りで乗っていて、
そこにもう一人誰かが乗ってきたら、
その人は隣に来て座るだけでなく、
こちらにぴったり寄り添ってくる。




『すべての月、すべての年』

(ルシア・ベルリン著、岸本佐知子訳、講談社、2022年)より

P208 「泣くなんて馬鹿」

[シニアの自己啓発] TOEIC文法問題 文法模試セット3

8月25日(木)

文法模試 セット3

正答数 20/30問


段々難しい問題が増えるのか正答数が悪いです。

継続して勉強します。

間違った問題は京大型カードに抜き出して、何回も見直す予定です。














[シニアの自己啓発] TOEIC文法問題 文法模試セット2

2022年度内に900点以上取りたいので、

9月~11月の集中勉強に備え、準備中。

勉強のスケジュールを立てるための予行演習中。

8月23日(火)はPart 5 の模試セット2(30問)をやりました。

30問中23問正解。練習問題を何周もして満点が取れるようにします。

今回は間違った問題を京大型のカードにしてみました。