2021年6月8日火曜日

[惹句どんどん] 広海軍工廠歌



朝したに星をいただいて 夕べに月の影ふみて


 

落語等にもよく出てくる戯れ事、農作業の繁忙期を唄ったものと思われます。「朝は朝星、夜は夜星、昼は梅干しいただいて」。

当方は最初の就職がパンメーカーで、ルートセールス(パンの配送)の仕事に就いたため早朝4時起きの生活を送っておりました。おそらく農業家出身の同僚がつぶやいていたのが、このセリフでした。(朝、夜、昼、と「ボシ」が重なっているのが良いですね)。

スローリーディング中の漫画原作『この世界の片隅に』(下巻)にすずさんの姑が勤めているのが広の海軍工廠で、廠歌の引用があり、この歌詞にも同等の表現がありました。


  広海軍工廠歌

一、広湾端の朝日影、津久茂が浜の潮ざえに 力をこむる槌の音

 すめら御国を守るべく 至誠奉公一筋に 尊き使命いつくさばや


二、朝したに星をいただいて 夕べに月の影ふみて いそしむ技にこもれるは

 すめら御国を守るべく 世界平和のそれぐえに 尊き使命いつくさばや