夏の句には暑いせいか頭が鈍く、あまり共感できる句が少ないです。
家にゐて素足愉しむ日なりけり
鈴木しげを
はればれと佐渡の暮れゆく跣足(はだし)かな
藤本美和子
著者によれば「素足」は「跣足(はだし)」の派生季語だが、微妙にニュアンスが違う。
「跣足(はだし)」は野性的で動的、「素足」は文化的で、静的、内面的だそうです。
掲出句の「素足」と「跣足(はだし)」は変えることができず、俳句の妙だそうです。
アスロックミサイル下の片陰に 稲畑廣太郎
我を撃つ敵と劫暑(ごうしょ)と倶(とも)にせる 片山桃史
暁やうまれて蝉のうすみどり 篠田悌二郎
握りつぶすならその蝉殻を下さい 大木あまり
家にゐて素足愉しむ日なりけり 鈴木しげを
はればれと佐渡の暮れゆく跣足(はだし)かな 藤本美和子
夏の海水兵ひとり紛失す 渡邊白泉
水練や馬乗り入るゝ師範役 鈴木芋村
立泳ぎして友情を深うせり 中尾寿美子










