『細野晴臣 / HoSoNoVa』(2011年)
ヴォーカルの入ったソロアルバムとしては、ファースト・ソロ『HOSONO HOUSE』以来38年ぶりのアルバム。2020年11月3日の「レコードの日」企画としてアナログ盤で再発したものを購入しました。発売時には聴いてません。最近はまとめて細野さんのアルバムを聴いてます。
全編に漂うちょっとした気だるさが心地よい、古いボサ・ノヴァの影響だそうです。細野晴臣さんは1947年生まれなので、本作製作時は64歳。ミュージシャンとしてうまく枯れた円熟の極みの演奏・ヴォーカルです。当方の世代ももうすぐ64歳なので、今聴くべき音楽と言っていいかも知れません。
往年のポップス/ブルースのカヴァー以外、全体の2/3がオリジナル曲。
新旧豪華ミュージシャンが参加されてます。
「旧」は鈴木茂(ギター/06,11)、林立夫(ドラム/07,08)、佐藤博(キーボード/07,08)といったティン・パン・アレーのメンバーやオノ・ヨーコ(ヴォイス/11)、そしてはっぴいえんどのラスト・アルバム以来となるヴァン・ダイク・パークス(ピアノ/09)が参加。
「新」はCocco(ヴォーカル/08)、中村まり(コーラス/10,11)など。
同じレーベルのなじみのミュージシャン、コシミハルのアコーディオンや、高田漣のマンドラ(マンドリン)の音色があたたかい穏やかな前半と、ドラムが活躍して少し気分も盛り上がる後半、といったような流れになっています。
タイトルの『Hosonova』はボサ・ノヴァの影響もあり、最初のソロアルバム『HOSONO HAUSE』(家)からうずおずと顔を出し(場)にそろそろ出ても良い、という洒落た心地の命題のようです。
Side A
01. Ramona
02. Smile
03. 悲しみのラッキースター
04. Rosemary, Teatree
05. ただいま
06. Lonesome Road Movie
Side B
01. Walker's Blues
02. バナナ追分
03. Lazy Bones
04. Desert Blues
05. Kimona Girl
06. Love Me
