スローリーディング中の漫画原作『この世界の片隅に』。
本日は「第44回 人待ちの街」を読みました。第45回で終了です。漫画原作では特定の地名などの説明的な描写が省いてあり、両親の死亡を知ってもあまり悲壮感もなく、淡々とした記述が続きます。読者に深読みを促す作品です。
最近ネットフリックスで劇場版の監督、片渕須直さんのドキュメンタリーを観たのですが、監督そのものが深読みを促す漫画原作に心を打たれたようで、具体的には原作の「相生橋の変遷」のさり気ない描写を解説されています。
漫画原作の「第1回 冬の記憶(昭和9年1月)」の相生橋(具体的な地名は説明がありません)の描写です。周作さんとすずさんが初めて出会った場所として出てきます。この時の相生橋は現在のようにT型ではなくて市内電車を通す橋と歩行者用の木製の橋がありました。漫画原作では手前に木製の橋、後ろにコンクリート製の橋が見えます。






