2024年4月11日木曜日

[あの頃のレコード] テイラー・スイフト『evermore』(2020) SIDE A

 


アナログ・レコードは2枚組、深い森の緑のようなカラー盤でした

あの頃のレコードではありませんが。「俺たちジイサンたちにゃ今歌う歌がない」。


テイラー・スイフトが分からない。タイム誌の2023年の人にも選ばれたのですが、まったく真面目に聴いたことがなかったので、旧作ですがアルバムのジャケットが素朴で気に入った『evermore』(アナログ2枚組)をアマゾンで注文して聴いてみました。


アナログ・レコードで2枚組でしたので片面ずつ紹介します。


前作の『Folklore』からあまり間を置かないで発売された姉妹作のような作品だそうです。テイラー・スイフト自身は『Folklore』が春・夏で(人間では若人)、『evermore』が秋・冬(成年)だそうです。前作『Folklore』が10代の若い恋愛、『evermore』は婚約破棄やお酒、ちょっと苦味が入ってきます。


<解説>

『Folklore』の姉妹作と位置づけられた9枚目のアルバム。前作同様、巷間言われているアメリカーナやインディー・フォークだけにとどまらず、R&Bも含めた多彩な要素が聴きとれるという意味では、本作の全17曲もコンテンポラリーなポップ・ミュージックだと思う。楽器やリズム・トラックをオフ気味に鳴らした密室感満点のサウンドは、もちろんダンスやパーティーには向かない。しかし、内省的だから物足りない、逆に〈インディー・フォークだからクール〉という捉え方はあまりにも一面的すぎるような気がする。先入観抜きに弾き語りも含め、曲ごとに趣向を凝らした多彩な曲の数々に耳を傾けたい。マーダー・ソングと話題の"No Body, No Crime"に参加したハイムをはじめとするゲストも豪華だ。

bounce (C)山口智男



01."willow"は「柳」ですが、日本の柳のイメージとはかなりかけ離れています。



歌詞の"Life was a willow and it bent right to your wind”は「(私の人生は)あなた次第で折れ曲がる柳のようだった」ぐらいの意味でしょうか。


02.の"champagne problems"はお金持ちの些細な(ただし贅沢な)悩みの意、だそうです。


03.は人気者の彼に群がる女性たちをゴールド・ラッシュに喩て。


04.​'Tis the damn season, 

の"tis"は"it is"の短縮形。クリスマス・シーズンの常套句である「'Tis the season to be jolly.」を下敷きに、最低のクリスマスと唄っています。


05. tolerate it はわがままな彼を容認、という感じでしょうか。


LP 1

Side A

01. willow

02. champagne problems

03. gold rush

04. tis the damn season

05. tolerate it