2020年2月26日水曜日

[積読立読斜読] 『水丸さんのゴーシチゴ』(ぴあ、2018年刊)5/20



『春』の部


山葵手に蘊蓄たれる友とおり
(わさびてに うんちくたれる ともとおり)「山葵」







最終のバス遠ざかり花の道
(さいしゅうの バスとおざかり はなのみち)「花(桜の意)」




裏庭は市松模様に海苔干して
(うらにわは いちまつもように のりほして)「海苔」


五七五五七五と海苔を焼く
(ごぉしちご ごぉしちごと のりをやく)「海苔」


ひとり来て麦の青さにむせており
(ひとりきて むぎのあおさに むせており)「青麦」