一生を悔いてせんなき端居かな
「ある日、あるとき…」の前書きのある783が飄然として面白いです。
777 セルむかし、勇、白秋、杢太郎
778 セルの肩 月のひかりにこたへけり
779 ボヘミアンネクタイ若葉さはやかに
780 どぜうやの大きな猪口や夏祭
781 つりそめてことし三年(みとせ)の切子かな
782 風のなき夜をみまもれる切子かな
783 一生を悔いてせんなき端居かな
784 靑萩やいつかはりたる風の向キ
785 秋風やいつの世よりの鬼太鼓
786 膳残暑皿かずばかり竝びけり
はし‐い〔‐ゐ〕【端居】 の解説
[名](スル)家の端近くに出ていること。
特に、夏、風通しのよい縁側などに出ていること。《季 夏》
「椽(えん)に―して」〈漱石・一夜〉
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%AB%AF%E5%B1%85/
