2022年11月12日土曜日

[惹句どんどん] 佐藤可士和(デザイナー)HIROSHIMA APPEALES 2022

 



佐藤可士和氏による制作コメント


2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻。そして核兵器の使用の威嚇。世界の緊張が高まる中、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は、核兵器が使われるリスクが冷戦以降で最も高まり、減少傾向が続いてきた世界の核弾頭の総数が今後10年間で増加に転じる可能性があると発表した。世界の安全保障環境は緊張を増し、厳しい現実が突きつけられている。日本は唯一の被爆国として、核兵器の恐ろしさを世界に伝える特別な役割を担っている。核兵器のない世界に向けて、今こそストレートに声を上げる必要があると強く感じた。ポスターは敢えてタイポグラフィーのみで構成し、力強い文字でデザインした「NO NUKES NO WAR HIROSHIMA APPEALES 2022」のメッセージそのものをメインビジュアルとした。Oと0の文字を黄色い円(和)にし、この難しい時代にあって、平和の実現を心から願う未来に向けての希望の光を表現した。一人一人が心にある希望の光を灯してつなげ、一つでも多くの希望の光が広がり、ヒロシマ・アピールズの活動が少しでも世界平和に寄与するよう願っている。


https://designcolon.com/hiroshima-appeals/