2022年11月20日日曜日

[あの頃のレコード] The Band "Northern Lights Southern Cross"(1975) Side A


 [あの頃のレコード] The Band "Northern Lights Southern Cross"(1975) Side A


当方の高校時代の音楽をアナログ・レコードで聴きなおす無謀な企画。

2022年は年間テーマをザ・バンドとして順不同で聴きなおしております。


本日はA面の紹介。全曲ロビー・ロバートソンの書き下ろしです。


日本語タイトルは『南十字星』ですが、原題はメンバーの構成(カナダ人+アメリカ南部人)を表しているようです。


74年のボブ・ディランとの全米ツアーが忙しくて、オリジナル曲のスタジオ・アルバムが滞っていたザ・バンド。(71年の"Cahoots"が最後のオリジナル・スタジオ・アルバム)。メンバーは居住地をロスアンジェルスに移していたので、録音のためにマリブにある牧場を借り受け、敷地内にレコーディング・スタジオを建設し「シャングリラ・スタジオ」と名付けました。


余談ですが、1980年に吉田拓郎さんが発表した『Shangri-La』はこのスタジオで録音。バックは全員現地のスタジオ・ミュージシャン。ザ・バンドからはキーボードのガース・ハドソンが参加しています。


シャングリラ(英語: Shangri-La)は、イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称。ここから転じて、一般的に理想郷と同義としても扱われている。(WiKi)より。


アルバムにはリヴォン・ヘルムの代表曲となる"Ophelia"、リック・ダンゴの"It makes No Difference"、ヴォーカル3人が交替で歌う抒情詩"Acadian Driftwood"を含み、長尺ものがあるので全部で8曲と収録曲は少ないですが、ザ・バンドを代表するアルバムと言えると思います。(セールスは今ひとつだったようです)。


曲の紹介は五十嵐正さんの労作『ザ・バンド 全曲解説』(シンコーミュージック、2021年)より。



Side one


No.Title Lead vocals Length


1."Forbidden Fruit" Levon Helm 5:59

2."Hobo Jungle" Richard Manuel 4:15

3."Ophelia" Helm 3:32

4."Acadian Driftwood" Manuel, Helm, Rick Danko 6:42