かがやきを 無くして長き 時が過ぎ
呉市で「文化」と名がついたビルを発見。
かつては「文化住宅」「文化なべ」「文化ちりとり」と
「文化」全盛の時代がありました。
あれでよかったのに。
大正時代になると,一般の住宅の中にも洋風建築が採り入れられるようになる。その一つは,文化住宅と呼ばれた建物で,屋内の居間や食堂,台所などを板床にして,家具も椅子やテーブルを使い,室内の仕上げも西洋風にし,建具も扉を使う。このような西洋間を家の中心に置き,寝室や書斎などは和室の構成にし,西洋間の周辺に配する形式である。外観もハーフティンバーや,下見板張にペイントを塗るなど,西洋風なものを和風建築と組み合わせた折衷型の住宅である。このような住宅が,当時盛んになった東京や大阪周辺の郊外電車の沿線に開かれた新興住宅地に,数多く見受けられるようになった(郊外)。
『世界大百科事典』「住宅」の項目より「文化住宅」
