2020年3月2日月曜日

[積読立読斜読] 『水丸さんのゴーシチゴ』(ぴあ、2018年刊)10/20 『秋』の部

引き続き安西水丸さんの俳画集より。

水丸さんは夏の俳句がお得意のようですね。




『秋』の部



七夕や昔ばなしに節度なく
(たなばたや むかしばなしに せつどなく)「七夕」


立秋やうたたね女のふくらはぎ
(りっしゅうや うたたねおんなの ふくらはぎ)「立秋」


新生姜酢漬のびんや肌の色
(しんぎょうが すづけのびんや はだのいろ)「新生姜」


ポケットの穴に指ふれ九月の雨
(ポケットの あなにゆびふれ くがつのあめ)「九月」


さざ波や鰯の肌のそのままに
(さざなみや いわしのはだの そのままに)「鰯」