2021年11月11日木曜日

[あの頃のレコード] 『はっぴいえんど』(1970年)

 



バンド名をそのまま冠した『はっぴいえんど』は1970年8月に発売されたデビュー・アルバム。URCレコードのディレクターだった小倉エージさん(メンバーとは同年代です)がプロデュース。


当方は1959年生まれで、はっぴいえんどの曲を初めて聴いたのはラジオから。

松本隆さん作詞、鈴木茂さん作曲の、アルバム『風街ろまん』からのシングル・カット版の「花いちもんめ」でした。1971年12月の発売なので中学1年生でしたので、松本隆さんの詞の意味は理解できず、アルバムも未購入でした。


アナログ版のレコードは中古レコード店でたしか昨年入手、2014年12月発売の『はっぴいえんどマスターピース』(URCレコードの復刻版、『はっぴいえんど』『風街ロマン』のマスターからのダイレクト・カッティング復刻版、デジタル・リマスタリングした

CD版付の豪華セット)です。本投稿はこの音源を聴きながら書きました。


2作目の『風街ろまん』に比べると試行錯誤の粗削りのところが目立ち、松本隆さんが作詞で主導したコンセプトには至っていませんが、自分たちの世界観(日本語の詞)を、サウンド面で影響を受けた、先行するバッファロー・スプリングフィールドとモビー・グレープのリズムに乗せるという野心的な試みは十分に成功していたと感じます。


1 春よ来い   (4分17秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一

2 12月の雨の日   (3分27秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一


の2曲は次のアルバム『風街ろまん』とイメージが一緒の佳曲だと思います。


5 敵タナトスを想起せよ!   (3分00秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣


の曲のタイトルとか、バンド名の日本語表記とか、ライナーノーツの手描き風歌詞、ジャケット・デザインとかに60年代の残滓を感じますが、まあご愛敬で。

<収録曲>

SIDE 1

1 春よ来い   (4分17秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一

2 かくれんぼ   (4分32秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一

3 しんしんしん   (3分06秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣

4 飛べない空   (2分44秒) 作詞・作曲:細野晴臣

5 敵タナトスを想起せよ!   (3分00秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣


SIDE 2

1 あやか市の動物園   (2分48秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣

2 12月の雨の日   (3分27秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一

3 いらいら   (3分15秒) 作詞・作曲:大滝詠一

4 朝   (2分29秒) 作詞:松本隆、作曲:大滝詠一

5 はっぴいえんど   (3分26秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣

6 続はっぴーいいえーんど   (2分20秒) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣



<新聞記事より>

「はっぴいえんど」復活のライブをされたそうです。いつまでもお元気で。