日々是不穏 like a rolling stone
2020年5月21日木曜日
[惹句どんどん] 永田耕衣(俳人、1900-1997)
少年や六十年後の春の如し
永田耕衣(1900-1997)
[解説]
禅語のような謎めいた魅力をもつ句です。「六十年後の春」とはどんな春なのか、などと問うてみても無駄。この「少年」こそ、そのままで六十年後の春を思わせると作者は言うのです。岩波文庫『声でたのしむ 美しい日本の詩』(大岡信、谷川俊太郎編集、2020年)より。
おかげさまで当方には4人の孫がいます。六十年の時空が立ち上がってくるような錯覚に襲われることがあります。この句の解釈の悪い例でしょうか。
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