2014年9月27日土曜日

[その他] 映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を観ました




9月26日(金)。ちょっと気分転換に映画。

ウディ・アレンが役者として出るには14年ぶりという『ジゴロ・イン・ニューヨーク』です(広島市シネツイン)。原題は"Fading Gigolo"。英語版のポスターのキャッチ・コピーには"The oldest profession just got older."とありました。

個性派の俳優ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演で、ウディ・アレンは脚本のアドバイザーもしているらしいです。

内容は、ひょんなことから男娼家業を始めるようになったジョン・タトゥーロが、正統派ユダヤ教の寡婦への届かぬ恋と別れという渋い内容に、ポン引き役のウディ・アレンのいつもながらの軽快なトークで味付けし、男娼を買う女たちにシャロン・ストーンなどのゴージャスな女優陣を配した、なかなかの佳作でした。ジョン・タツゥーロの選曲は古いジャズやフランス語の歌など、こちらも魅力的でありました。

中心のテーマは、日本人にはなじみの浅いニューヨークのハシディック・コミュニティー(正統派ユダヤ教徒)です。なぜかウディ・アレンはおそらく再婚した妻の連れ子達(黒人)の家族がおり、ハシディック・コミュニティーの少年たちとと野球でのコミュニケーションを計ります。ジゴロ役のジョン・タトゥーロはまったくの天涯孤独のようで、これらの対比も計算されていたのかも。

映画の半券には「鑑賞も一つの創作活動である。」とありました。