11 借りがあるそうで御慶に念が入り
12 貸しがあるそうで御慶を雑にうけ
13 辞儀をしすぎて上下で二八なり
14 だらけずに廻つてきなと腰をあて
15 宝舟日本からも一人乗り
16 四日から年玉ぐるみ丸くなり
17 一文凧は駆けて居るうちばかり
18 歌かるたにも美しひ意地が有
19 半分は仕着で拝む閻魔堂
20 伊勢縞のうちは閻魔を尊がり
13 二八—二八蕎麦(代金十六文)の略
14 袴の腰板
15 大黒天は日本の神
16 僧侶の年始は四日から。年玉は丸い曲げ物に入れた寺納豆。
17 一文凧—安物の凧
19 仕着せ—奉公人が盆暮れに支給される着物
20 伊勢縞、丁稚の藪入り、色気づくと閻魔を拝まなくなる。
藪入り—正月と7月の16日、奉公人が主家から暇をもらって親元や宿元(保証人)へ帰ることをいう
