2022年4月14日木曜日

[惹句どんどん] 内村鑑三

縁あって読書会に参加することに。4月25日(月曜日)。課題書は内村鑑三の『代表的日本人』です。



 封建制にも欠陥はありました。その欠陥のために立憲制に代わりました。

しかし鼠を追い出そうとして、火が納屋をも焼き払ったのではないかと心配しています。

封建制とともに、それと結びついていた忠義や武士道、また勇気とか人情というものも沢山、私どものもとからなくなりました。

ほんとうの忠義というものは、君主とか家臣とかが、たがいに直接顔を合わせているところに、はじめて成り立つものです。

その間に「制度」を入れたとしましょう。

君主はただの治者にすぎず、家臣はただの人民であるにすぎません。もはや忠義はありません。