当方所持の1975年版「メイド・イン・USA」と
雑誌『カーサ ブルータス』が「メイド・インUSAカタログ2015」としてアメリカのモノ・ライフスタイルの特集。競合他誌も繰り返しアメリカの「モノ」特集を採用している中、『カーサ ブルータス』としては、1975年の伝説のムック『メイド・イン・USA』のオマージュとする編集方針らしいです。
当方も1975年のムックを熱心に読んだ世代です。
あれから40年。
アメリカを通して相対化した日本のライフスタイルが見えてくるかもしれませんね。
アメリカの「モノ」は決して高価ではなく、ステイタスのシンボルでもないので、それゆえにライフスタイルと直結していない「物欲」は避けたいですね。
今回の特集の購買年齢層がどの程度かわかりませんが、もし若者対象だとすると、日本の若者文化もある程度成熟したと言えるかも知れません。
編集者の方針がネットにありましたので、引用します。
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Editor’s Voice
▶Men's 男が着るアメリカの服
▶Sports アメリカのスポーツ用品
▶Work 働きもののアメリカ人
▶Wildness 大自然の中に生きる
▶Music 必需品としての音楽
▶Living 人間的に暮すための道具類
▶Craft 若者に受けている手作りに店
▶Hobby 余暇を大切にするアメリカ人
▶Travel 旅ーアメリカ式移動法
▶Art 種類も豊富なアート用品
▶Two Wheeling 自転車、オートバイなどの二輪
1975年に発行された『Made in U.S.A catalog』の目次の抜粋です。
巻頭をを飾った「男が着るアメリカの服」はトラディショナルの象徴としてのブルックスブラザーズでした。それに続いて紹介されていたのはリーバイス501でした。表紙から「これでもか!」というばかりにモノ、モノ、モノ。アイテムも節操がないくらいに、ネルシャツ、ウェスタンブーツ、ダウンジャケット、斧、絵具、バーボン……、とあるわあるわの物量作戦でした。
「アメリカってすげーな!」と当時の若者はかなりのカルチャーショックをうけたワケです。おまけに「メールオーダーでアメリカ製品を取り寄せよう」という親切なのか不親切なのかもわからない、突き放した企画もあったりしました。それもそのはず、掲載されたアイテムの多くが日本では入手困難だったんです。カタログ雑誌というカテゴリーもなかった時代のでしたから、あのアメリカのインパクトは超弩級でした。
あれから40年。
いまはアメリカのプロダクトのほとんどが日本で手に入ります。とはいえ、いまも変わらないことはアメリカのサブカルチャーはモノが語り、モノはガレージから生まれるということです。
アメリカの底力ですね。
特集担当編集/古谷昭弘
- (http://magazineworld.jp/casabrutus/casabrutus-editors-182/)
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