2020年12月20日日曜日

[新聞記事] 書評『和室学 世界で日本にしかない空間』(松村秀一・服部岑生<編>、平凡社、2020)

 和室、和服、2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された和食。日本の衣食住の伝統が、考えてみれば絶滅危惧種となりつつあり、維持するのが大変になってます。

孫たちの世代では特別な場所に行かないと見ること・味わうことができない存在になっているかも知れません。




現在、谷崎潤一郎の諸作品をスローリーディング中です。

『陰翳礼賛』の世界は「和室」、『細雪』の世界は「和服」、両作品とも食は当然「和食」なので、谷崎がこの日本の衣食住を絢爛に描いた最後の作家となるかも知れませんね。