まだまだ寒い日が続きますが、そろそろ当家でも雛飾りが出ます。
下萌えぬ人間それに従ひぬ 星野立子
夕雲のふちのきんいろ雛納め 鍵和田ゆう子
東山三十六峰みな笑ふ 清水基吉
我山に我れ木(こ)の実植う他(た)を知らず 西山泊雲
堅香子にまみえむ膝をつきにけり 石田郷子
大風やはうれん草が落ちてゐる 千葉皓史
星の香の少しく混り蕗の薹 渡邊千枝子
梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太(かねことうた)
下萌えぬ人間それに従ひぬ 星野立子
目を入るるとき痛からん雛の顔 長谷川櫂
仕(つかまつ)る手に笛もなし古雛(ふるひいな) 松本たかし
夕雲のふちのきんいろ雛納め 鍵和田ゆう子(「ゆう」は禾に由)
東山三十六峰みな笑ふ 清水基吉
清水基吉に「永らへて湯豆腐とはよくつきあへり」の句あり
堅香子(かたかご)=片栗の古名










