[あの頃のレコード] "Pirates" Rickie Lee Jones
並木通りの"Stereo Records"でジャケット衝動買い(この店の値付けはちょっと高いですが)。
リッキー・リー・ジョーンズは1954年シカゴ生まれ。家出・同棲を繰り返し1969年頃ロサンジェルスに流れてきて、クラブで歌っているところを、トム・ウェイツらに認められデビューとなりました。
この存在感、一度聴いたら忘れらない歌声で、腕に自信のあるスタジオ・ミュージシャンならぜひアルバム参加したいシンガーです。
"Pirates"は彼女の2枚目の作品。1981年の発表。28期の時代と少しずれがありますが、参加ミュージシャンは1970年代を代表する有名どころばかり。
例えばドラムにSteve Gadd、シンセサイザーにDonald Fagenなどなど。
詩のほうは、遅れてきたフラワーチルドレンのようなぶっ飛び感でよくわかりません。彼女の歌とバックの音で充分愛聴盤になります。
リッキー・リー・ジョーンズの凄いところは、この作品が一時期のあだ花として終わらず、今も現役で質の高い作品を生み出しているという点です。いつまでたってもやはり芸術家としての「業」を背負っているようですが、我々一般人は純粋に音楽が楽しめるので良いです。
アルバム・ジャケットはハンガリー生まれの写真家ブラッサイの"Lovers"(1930年)から。モノクロ写真が実に味のあるジャケットです。
Side A
"We Belong Together" 4:59
"Living It Up" 6:23
"Skeletons" 3:37
"Woody and Dutch on the Slow Train to Peking" (Jones, David Kalish) 5:15
Side B
"Pirates (So Long Lonely Avenue)" 3:50
"A Lucky Guy" 4:14
"Traces of the Western Slopes" (Sal Bernardi, Jones) 8:00
"The Returns" 2:20