『DEATH 「死」とは何か [日本縮尺版]』(シェリー・ケーガン著、柴田裕之訳、文響社、2018年第1刷)
月に一度の読書会の5月課題本。副題に「イェール大学で23年連続の人気講義」。
YouTubeで講義が公開されています。東海岸の名門アイヴィー・リーグ大学で、無精ひげを生やし、スニーカーとジーンズで教壇に座り込んで熱弁をふるう、日本の大学教授のイメージからは逸脱した授業風景です。
「死」について考えることは、「生きる」意味について考えることと同義なのでしょう。当方はあまり「死」「生きる」ことは深く考えたことはなく、本書は残念ながら興味を惹きませんでした。主題が重すぎて消化不良。
年間通じて1か月に1講義づつ討論するという形式が相応しい。
<感想>
(1)魂は存在し、体が死んだ後も生きる、と信じたい。洋の東西を問わず。定住農耕民族の時間軸の概念の強化。
(2)安楽死は自殺なのか。
(3)国家権力から「死」を強要された人たちの死生観。死刑囚・特攻攻撃。
(4)自分は「死」を意識していない。不治の病。余名宣言されたら別。
(5)近代的自我の確立以前、共同体に人権・生存権・死が管理。
(6)狩猟民族に死の概念が希薄(時間軸が希薄)。
(7)英語の完了形。He had been dead for five years.(彼は5年前になくなった)。魂と体は別。ゾンビ。
(8)ペギー・スー、タイムトラベル映画『ペギー・スーの結婚』。
<著者プロフィール>Wikipediaより
Shelly Kagan (/ˈkeɪɡən/) (born 1956) is Clark Professor of Philosophy at Yale University, where he has taught since 1995. He is best known for his writings about moral philosophy and normative ethics.[1] In 2007, Kagan's course about death was offered for free online, and was very popular.[2] This led to him publishing a book on the subject in 2012. Kagan was elected to the American Academy of Arts and Sciences in 2016.
