[あの頃のレコード] 細野晴臣『MEDICINE COMPILATION』(1993年)
全然あの頃ではなく、オリジナルのCDが1993年発売。2022年の「レコードの日」に合せて国内で初めてアナログ化。
砂原良徳さんによる最新リマスタリング、ハリウッドのバーニー・グランドマンさんによるカッティングがされてます。長い間「積読」ならぬ「積聴(?)」でしたが、今月の読書会の課題書『風姿花伝』がらみで、いろいろ「能」について調べていると、シテの流派、室生流宗家の宝生和英さんが「能はアンビエント音楽」であるという卓見に出会い、遅ればせながら聴き込んでいるところです。
収録曲は「良い悪い」を超越したところに存在し、聴いて「自分の音楽だ」と思う人だけ聴けばよいのでは。アンビエント音楽はよく「癒し」の音楽と呼ばれているようですが、ずっと流していると自分の心臓の鼓動と、音楽とが一体になるような、不思議な感覚になります。
能とどんな関係があるのかは、今のところ分かりません。
<収録曲>(アナログ盤は2枚組です)
曲目リスト
1 ラフター・メディテーション
2 ハニー・ムーン
3 デイラ
4 クワイエット・ロッジ・エディット
5 メディスン・ミックス
6 サンド・ストーム・エディット
7 マブイ・ダンス #2
8 アイウォイワイアオウ
9 アルメニアン・オリエンテーション
10 アンビエント・メディテーション #3
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朝日新聞デジタル記事
https://digital.asahi.com/articles/ASND25VXNND2UCLV005.html
能とはアンビエントでチルアウトと見つけたり 宝生和英
宝生流宗家の宝生和英
伝統芸能の違いを「歌舞伎や文楽は感情の動きを促すエンターテインメント、能は心理的負担を減らすアンビエント/チルアウト」と説明した。アンビエントは作曲家ブライアン・イーノが1970年代に提唱した「環境音楽」。チルアウトは90年代に生まれた、激しいダンス後の「ゆっくりする音楽」を元にする。
井上秀樹2020年12月3日 7時00分
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