2021年1月16日土曜日

[積読立読斜読]  『英語独習法』(今井むつみ著、岩波新書、2020年12月) 第3章 氷山の水面下の知識

 



本日は「第3章 氷山の水面下の知識」を読みました。著者独特の表現がありちょっとわかりにくいところもありました。自分なりにまとめてみます。


外国語の深い理解には(単語)


①構文

②単語のつながり

③通常会話なのか学術論文なのか

④フォーマルなのかインフォーマルなのか

⑤日本語=外国語は一義ではないので適切な意味での使用かどうか

⑥本書では説明不足で不明?


要するに外国語の深い理解には辞書に書いてある説明以外に①~⑤までの深い知識(スキーマ=氷山の水面下の知識)が必要とのことです。


例として挙げられている動詞の例はよくわかりました。


以下は当方の読書メモです。




[読書メモ]


第3章 氷山の水面下の知識(動詞の例)


辞書に書いてある言語で表現された単語の意味だけでなく、構文や一緒に使われる言葉などの、スキーマが必要になる。


言語の理解とアウトプットにはどのようなスキーマ(氷山の水面下の知識)が必要なのか。



P53


「語彙力が高い」とは


①その単語が使われる構文(≒Five sentence patternsなど)

②その単語と共起する単語(=collocation)

③その単語の頻度(一般的、学術的、等)

④その単語の使われる文脈(フォーマリティーの情報を含む)

⑤その単語の多義の構造(単語の意味の広がり)

⑥その単語の属する概念の意味ネットワークの知識



②その単語と共起する単語(=collocation)では、例として'pursue'と'chase'(日本語では共に「追いかける」。


pursueは、carrie, goal, degree, education,などが共起目的語(抽象概念)

chaseは、cat, rabbit, ball, pack(物理的に動くもの)



⑤その単語の多義の構造(単語の意味の広がり)では、例として'tired'

「疲れた」以外に「飽きた」「古くさい」という多義がある。