<日々是不穏 like a rolling stone>(2014年7月12日(土))リカちゃんハウス
7月11日付け朝日新聞記事。「リカちゃんハウスもエコ」。
タカラトミー社のリカちゃんは、1968年の発売以来46周年だそうです。記事では「リカちゃんハウス」の変遷に注目し、リカちゃんハウスの変遷が、そのまま日本の戦後の住宅事情の反映になっているという指摘です。
2014年発売の最新版リカちゃんハウスは、太陽電池や蓄電池を備え遊びながら省エネを学べる「エコハウス」の仕上がりだそうです。世相を敏感に反映してます。
将来的にはITを利用したバーチャルなリカちゃんハウスなども登場するかも知れません。
発売以来まったく変わっていないのは「ピンク色のベッド」だけだそうです。
またリカちゃんが手本にしたアメリカのバービーにもバービー・ハウスがありますが、こちらは日米の住宅事情を反映して、日本のが2次元のハウスなのに対し、多層階のハウスになっております。
昨年の9月に日本経済新聞ではバービー人形を取り上げてました。
■日本経済新聞では、本家のバービー人形の変遷に注目
http://www.nikkei.com/news/print-article/?ng=DGXNASFE24043_U3A920C1000000
「バービー人形、変遷で世相がわかる」(編集委員 小林明、2013/9/27 6:30日本経済新聞 電子版)
本家のアメリカ、マテル社のバービー人形は、1959年の発売。ちょうど28期と同期生になります。こちらの論説はバービーの表情に注目。大きく3期に分けられるそうです。
1959年の誕生時は向かって左へ「流し目」、1971年には目が正面を向き、1977年には歯を見せて笑う表情になったという変遷があるそうです。日経では「女性の社会進出や男女平等の風潮が反映?」としてますが、リカちゃんハウスにしろ、バービーの表情にしろ、社会情勢の反映には違いありません。
1958年、1959年生まれの28期は、大きな社会情勢(軍事、政治、経済)よりも、このような消費財で自分史を観た方が理解しやすいところがあります。別段悪いことではなく、戦後の日本が対外戦争をまったくせず、平和で経済的な繁栄を続けたことの証左ですので、喜んでいいことだと思います。
