2022年5月5日木曜日

[積読立読斜読] 『世界のエリートがやっている最高の休息法』(久賀谷亮著、ダイヤモンド社、2016年)

 


広島市安佐南区毘沙門台2-3-18にある「眺望」と「珈琲」が特徴のカフェ「カフェ ダスティアーツ」で毎月開催されている「読書会」に縁あって参加することに。


5月23日(月曜日)の19時30分からの課題図書です。


当方はすでに余命いくばくもなく、功利的なビジネス書は敬遠してますが、課題書なので読んでみました。


東洋に古くからある「瞑想」を最新の神経脳医学で理論付けた内容で、残念ながらエビデンスが足らず、散漫な印象でした。実質的な内容は前半だけで、後半の不振のベーグル店を「マインドフルネス」で立て直す挿話は感心しませんでした。


改めて禅の効用を再認識しました。



・自分はあまりストレスなく、ぴんと来ませんでした

・「お日さん西西」の仕事術

・第一次産業(ブルーワーカー)の減少、肉体労働から頭脳労働

・肉体の疲れ、精神(脳)の疲れ、昔は一致していた

・書名に偽りあり”The Neuroscience of Mindfulness”,

”Meditation can literally change your brain”で良いのでは

・脳のアイドリング状態「デフォルト・モード・ネットワーク」(DMN)に60

~80%が使われている→何もしてなくても疲れる

・エビデンスがない、実例がない

・内容構成にまとまりなし、例が多すぎる、実話は不要、休養ガイダンスは不要

・呼吸法を主とした瞑想法は心が落ち着きそうだ

・禅の「只管打座」との比較

・アップル創業者、スティーブ・ジョブズの影響大


「じっと座って観察すると、自分の心に落ちつきがないことがよくわかる。静めようとするともっと落ちつかなくなるんだけど、じっくりと時間をかければ落ちつかせ、とらえにくいものの声が聞けるようになる。この時、直感が花ひらく。物事がクリアに見え、現状が把握できるんだ。ゆったりした心で、いまこの瞬間が隅々まで知覚できるようになる。今まで見えなかったものがたくさん見えるようになる。これが修養であり、そのためには修行が必要だ。あのときから、僕は禅に大きな影響を受けるようになった」

『スティーブ・ジョブズ』ウォルター・アイザックソン著、井口耕二訳/講談社

・P236

「マインドフルネス」は「知識」ではなく「知恵」

「何をするのか」が問われる”Doingの文化”から、マインドフルネスの価値観は「どのようにあるのか」”Beingの文化”



<体裁>

世界のエリートがやっている 最高の休息法

「脳科学×瞑想」で集中力が高まる


紙版 電子版

久賀谷 亮 著

定価:1650円(本体1500円+税10%)

発行年月:2016年07月

判型/造本:46並製

頁数:256

ISBN:978-4-478-06844-1


<内容紹介>

【「脳疲労」がすぐ消えて、頭が冴える】「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ???アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には「科学的に正しい休ませ方」があった! 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。


<目次>

目次

はじめに ── 科学的に正しい「脳の休め方」


「科学的に脳を癒す方法」が模索されている

脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく

世界のエリートは、こうして脳を休ませる

本当の休息は「単なる充電」ではない


まずはこれだけ!


脳の疲労を解消する7つの休息法


1 とにかく脳が疲れているとき ── マインドフルネス呼吸法

2 気づくと考えごとをしているとき ── ムーブメント瞑想

3 ストレスで体調がすぐれないとき ── ブリージング・スペース

4 思考のループから脱したいとき ── モンキーマインド解消法

5 怒りや衝動に流されそうなとき ── RAIN

6 他人へのマイナス感情があるとき ── やさしさのメッタ

7 身体に違和感・痛みがあるとき ── ボディスキャン