「酢豆腐」の「たゝむかとおもへばひらく扇かな」はまさに落語通りですね。
鰻の幇間
横町のうなぎや日のさかりかな
明烏
大門といふ番所ありほととぎす
酢豆腐
たゝむかとおもへばひらく扇かな
素人うなぎ
夏の夜の酒にのまるゝ性根かな
寝床
短夜やらちくちもなく眠りこけ
(注)らちくち【埒口】「―もない」(めちゃくちゃだ)
船徳
漕ぎいでゝいよいよつよき南風(みなみ)かな
厠火事
短日の夫婦のでるのひくのかな
笠碁
ばかにならぬしぐれの降りとなりにけり
富久
火事見舞あとからあとゝふえにけり
心眼
短日や大提灯の朱ヶのいろ
画像は明治の「銀座カリー」のサイトからお借りしました。「銀座紳士録」より。
https://www.meiji.co.jp/foods/curry/ginza/shinshi/kubotamantaro.html
