2016年1月22日金曜日

[惹句どんどん] R・カプシチンスキ(ポーランドの作家)



http://asia.culture.pl/ja/article/jie-zuo-hamoudai-tiwang-manai-1989nian-yi-hou-noporandowen-xue
画像はこちらのサイトからお借りしました


かくて、これはアフリカに関する書物ではなく、何人かのあちらの人々、そこで出遭い、共に時間を過ごした人たちを語る著作である。
あの大陸は、描き出そうにも、あまりに大きい。あれこそは、真の大洋、別個の惑星、多種多様で、かつ優れて豊かな調和世界(コスモス)だ。
アフリカ―とわれわれは呼び慣わす。だが、それは甚だしい単純化であり、便宜上の呼び名にすぎない。現実に即するなら、地理学上の呼称はそれとしても、アフリカは存在しないのである。

R・カプシチンスキ

河出書房新社、池澤直樹選、世界文学全集
『黒檀』より