ドクター・ジョンの存在はリアルタイムでは知らず、ザ・バンドの解散コンサート(1976)での"Such A Night"の演奏で初めて知りました。
本アルバムは並木通りの中古レコード店Stereo Recordで先日購入しました。
以下ウキペディアでの説明です。
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『ガンボ (Dr. John's Gumbo)』は、1972年に発表されたドクター・ジョンの5作目のアルバム。プロフェッサー・ロングヘア、ヒューイ・"ピアノ"・スミスら、ニューオーリンズの著名なR&Bアーティストのカバーがアルバムの大部分を占めており、ドクター・ジョンによるニューオーリンズ音楽の入門書的な内容となっている。アルバムからは、"Iko Iko"がシングル・カットされ、ビルボードのポップ・チャートの71位を記録した。なお、タイトルの『ガンボ』とは、ルイジアナ州で食されるスープ料理のこと。「ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500」において第404位。
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Track listing
Side A
1."Iko Iko" (James "Sugar Boy" Crawford) 4:08
2."Blow Wind Blow" (Huey "Piano" Smith, Izzy Cougarden) 3:17
3."Big Chief" (Earl King) 3:25
4."Somebody Changed the Lock" (Mac Rebennack) 2:42
5."Mess Around" (Ahmet Ertegun) 3:09
6."Let the Good Times Roll" (Earl King) 3:56
Side B
1."Junko Partner" (Bob Shad) 4:27
2."Stack-A-Lee" (Traditional; arranged by Leon T. Gross (Archibald)) 3:28
3."Tipitina" (Professor Longhair) 2:04
4."Those Lonely Lonely Nights" (Earl King, Johnny Vincent) 2:30
5."Huey Smith Medley" (Huey "Piano" Smith, Johnny Vincent) 3:17
6."High Blood Pressure"
7."Don't You Just Know It"
8."Well I'll Be John Brown"
9."Little Liza Jane" (Huey "Piano" Smith, Johnny Vincent) 2:59
曲の印象はギター中心のロックではなくて、ピアノとブランスバンドを中心とした陽気なパレードのような印象です。ネットでこのアルバム評を捜していたら「セカンド・ライン」パレード、という記述に会いました。ニューオールリンズ独特のジャズ葬パレードの音楽で、往路がファースト・ライン(親族のみ)、帰路が陽気なセカンド・ラインだそうです。地元の(主にアフリカ系アメリカ人の)コミュニティーに根ざしたソーシャル・エイド&プレジャー・クラブという生活支援組織が存在し、彼らがブラスバンドの手配を含め、ジャズ葬を取り仕切ってきたそうで、彼らはこのことから、セカンド・ラインの伝統の守護者などとも称されているそうです。本アルバムのパーソネルは不詳ですが参加ミュージシャンにはこの関係者がいたのかも知れません。
内容は濃すぎてセールスにはまったく結びつかず、ミュージシャン受けするアルバムのようです。70年代初頭、ザ・バンド、リトル・フィート、久保田麻琴、細野晴臣、などなどに多大な影響を与えたそうです。ティンパンアレイのアルバムにそっくりな曲がありました。
アルバムタイトル(Gumbo)は日本ではあまりなじみがありませんが、ルイジアナ州の郷土料理でシチューのようなスープのような不思議な料理です。独特のトロミ成分はオクラやフィレを使うそうです。主な材料のセロリ、ピーマン、タマネギは「聖なる三位一体」と呼ばれ、もともとの宗教的な料理の名残りの呼び名ですね。
ドクター・ジョン(Dr. John、本名Malcolm John Rebennack Jr.、1941年11月21日 - 2019年6月6日)は芸名で19世紀のニューオリンズにいたブードゥー教の司祭の名前だそうです。ジャズ、R&B、ロックの要素を混ぜ混ぜにした音楽は、これ以外のタイトルは思いつかないほどぴったり来てます。
『レコード・コレクターズ』(2022年6月号)の「70年代のロック・アルバム200」ではイーグルス、クイーンを抑えて堂々の21位。セールスの記録は残ってませんが、ロック界に与えた影響大ということでの位置だと思います。

























