2020年7月10日金曜日

[積読立読斜読] 『ペンギンクラッシクスのデザイン』より クリスマス・クラッシクス

ペンギン・ブックスの表紙デザイン集です。

本日はクリスマス小説。

欧米ではクリスマス小説がカテゴリーとして成立します。

日本では季節でフォーマットのある小説群というのは、ないですよね。

例えば「お正月小説」とか。















[ひとり「広島掃除に学ぶ会] 7月6日(月)~10日(金)

通勤途上のゴミ拾い継続中。

7月6日(月)は有休休暇で通勤しませんでした。

今週は雨が多かったですね。






2020年7月9日木曜日

[積読立読斜読] 『要点で学ぶデザインの法則』30/30

法則は150なので今回で投稿は終了です。

このブログでは画像をクリックすると拡大して読めるので、ちょっとした事典代わりにもなります。

ときどきパラパラめくってみると思わぬ発見もあるかも。









2020年7月8日水曜日

[惹句どんどん] サミュエル・ジョンソン(イングランドの文学者、1709-1784)



人生とはおもしろいものです。
何か一つを手放したら、
それよりずっといいものがやってくるものです。

ゴミは捨ててはいけない。

ゴミは「ひとつ拾えば、ひとつだけきれになる」。

その他の持物は、「ひとつ捨てれば、ひとつだけ幸せになる」。


[積読立読斜読] 『ペンギンクラッシクスのデザイン』より シビック・ホラー・シリーズ

ペンギン・ブックスの表紙デザイン継続投稿中です。

本日は「ホラー」。

イラストは本当に怖い。
















[積読立読斜読] 『凡事徹底「一日一話」』(鍵山秀三郎著、PHP、2019年)7月9日~7月12日



P122

人を喜ばせると、次から次へと気づきを得れらるようになります。




2020年7月7日火曜日

[積読立読斜読] 書き写し『徒然草』第235段 主ある家には、すゞろなる人、心のまゝに入り来る事なし

書き写し『徒然草』(廣済堂出版)は選集で全段ありません。本日の235段で終了です。2回目の書き写しは煩雑なので毎日投稿しません。まとめてまた報告します。

万年筆でゆっくり書き写しをしていると心が妙に落ち着きます。

「主ある家には、すゞろなる人、心のまゝに入り来る事なし」、心も虚無だと邪念が入り込んでくるようで。





徒然草(下)
第235段 主ある家には、すゞろなる人、心のまゝに入り来る事なし

<本文>
 主ある家には、すゞろなる人、心のまゝに入り来る事なし*。主なき所には、道行人濫りに立ち入り、狐・梟やうの物も、人気に塞かれねば、所得顔に入り棲み、木霊など云ふ*、けしからぬ形も現はるゝものなり。また、鏡には、色・像なき故に、万の影来りて映る。鏡に色・像あらましかば、映らざらまし。虚空よく物を容る*。我等が心に念々のほしきまゝに来り浮ぶも、心といふもののなきにやあらん*。心に主あらましかば、胸の中に、若干の事は入り来らざらまし*。


<用語解説>
主ある家には、すゞろなる人、心のまゝに入り来る事なし:主人のいる家に、無関係な人が、勝手に入ってくるなどということは無い。

木霊など云ふ:<こたま>。木の霊。人が気がつかないと悪さもした。パンに類似の悪霊。

虚空よく物を容る:<こくうはよくものをいる>と読む。空間は万物を包含する。

我等が心に念々のほしきまゝに来り浮ぶも、心といふもののなきにやあらん:私たちの心に様々な思いが去来するというのも、「虚空」同様に心というものが空っぽのものだからなのではないか。

若干の事は入り来らざらまし:<そこばくのことは・・>。「若干」は多くのこと。心に主が住んでいると多くのことが心に入らなくなるのであろう。


<ポイント>
「心に主あらましかば、胸の中に、若干の事は入り来らざらまし」 心にも主人がいなくてはいけない。空き家に空き巣が入ってくるように、心が空っぽだから、様々の念々が迷い込む。

http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/tsuredure/turedure200_243/turedure235.htm

2020年7月6日月曜日

[積読立読斜読]『未来への大分岐』(斎藤幸平・編、集英社新書、2019年) 第二部 マルクス・ガブリエル(哲学者・ボン大学教授)


スローリーディング中でした硬派の新書『未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?』(斎藤幸平編、2019年)読了しました。

長らく人間社会の普遍的真理と思われた、資本主義、民主主義、国民国家、が揺らぎつつある現代社会において、3人の叡智に、気鋭の哲学者・斎藤幸平さんがインタビューした「未来への提言」の書です。正直ほとんど理解できていないと思います。

読書の経緯は、敬愛する思想家・内田樹先生が注目すべき若手として推薦されていたからです。

本日は第二部を読了。ポップスターなみの人気を誇る、ボン大学の哲学者、マルクス・ガブリエル氏との対談です。

以下は、当方の読書ノートで、他の人が読んでもわかりません。恐縮です。


【著者略歴】
■マルクス・ガブリエル
史上最年少でボン大学哲学正教授に抜擢された天才哲学者。ベストセラー『なぜ世界は存在しないのか』、
NHK『欲望の資本主義』シリーズなどでメディアの寵児に。


■斎藤幸平(さいとうこうへい)
1987年生まれの若き経済思想家。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。
Karl Marx's Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy
で権威あるドイッチャー記念賞を史上最年少で受賞。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。



第二部 マルクス・ガブリエル(哲学者・ボン大学教授)

第一章 「ポスト真実」の時代を生んだ真犯人

①「新実存主義」を掲げ哲学をどう刷新するのか
②哲学がより良い社会をつくることにどう貢献できるのか

哲学は自然科学に比べて「役に立たない学問」では?

哲学は概念についての反省的な思考。現代社会の問題を考える「概念」が誤っているのが問題。その「概念」を正しくするために哲学は役に立つ


オックスフォード英語辞書は12016年世界の今年の言葉は「post-truth(ポスト真実)」だと発表した。「非常に緊迫した」政治的な1年を反映する言葉として選んだという。

オックスフォード辞書によるとこの単語は、客観的事実よりも感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況を示す形容詞。今年6月のブレグジット(英国の欧州連合離脱)と11月の米大統領選を反映した選択だという。

現代は「客観的な事実」の危機
情報テクノロジーの発達で、大量の「真実」があふれているが、多くは誤り

「自明の事実」に正しく向き合わないと、民主主義は弱体化してしまう
この状況で開き直るのが「相対主義」:事実があるところで事実に向き合わない

現代世界の問題
経済格差、気候変動、難民問題
専門家だけでは解決できない、国家を超えて対話・協力のための共通の土台が必要

「自明なものの政治」=エビデンス(証拠)に価値を置く政治が必要

インターネットにも(道路のように)規制が必要
ウキペディア、ソーシャルメディア

相対主義者は「他者性」を作り上げることによって自分が見たいものだけを見ています

相対主義を説明する映画:『Mバタフライ』


第二章 「人間の終焉」と相対主義

ポストモダンの相対主義者は常に「人間の終焉」という幻想に基づいている
危険
倫理的な価値・政治的な価値の唯一の源泉は人間という生の形式

複雑な現代社会システムのなかでは、自分が他者に与えている影響は、相当に意識しないと見えなくなっている

ヨーロッパの1968年の解放運動は、たくさんの問題を抱えたままだった。
求めたものは正しかったが、間違った理論的土台や、概念的枠組みを選んだ


第三章 新実存主義で民主主義を取り戻す

ガブリエルの「新実存主義」の議論
前提として「社会的構造主義」の知識があると理解しやすい

社会構造主義=すべてのものは社会的に構成されたものであるという主張

「哲学者たちは世界をさまざまに解釈してきただけである。肝心なのはそれを変えることである」=マルクスのテーゼ

新実存主義(ポストモダニズム克服のための)
①人は事物を事物そのものがあるままに知ることができる
②人が知ることができる多くの実存的なものがすべて単一の領域(世界)に属しているわ
けではないというテーゼ

自然科学に特権を与えない
(一部の専門家による意思決定を正当化しない)


第四章 未来への大分岐―環境危機とサイバー独裁

第五章 危機の時代の哲学
カント的な、論理的な一貫性と普遍性、が重要

倫理問題を制度で解決するのは「みんな」
「みんな」は倫理的な判断をするための明確な基盤を持っている

新実存主義は啓蒙
倫理の普遍性を擁護する
真理、平等、自由、連帯、という普遍的な理念を、ポストモダンの危機を乗り越えて実現をめざす

民主主義の本質、国民国家と相容れない(難民を助ける)

民主主義を国を超えて世界に普遍化する必要がある

民主主義の抱える問題点の解決策は誰も持っていない
解決のために何が必要かを考える、最初のステップ



[惹句どんどん] 星新一(作家)


おーい でてこーい





通勤途上のゴミ拾いを続けていますが、このゴミは一体どこから来るのだろうと疑問に思うことがあります。その際に思い出すのが星新一さんのこの作品です。

ショートショートの神様、星新一さん(1926年~1997年、71歳没)の代表作。驚くべきことに発表年は1958年。この時代に大量消費社会の危うさ、地球環境問題、原子力発電の危険性、を含んだ批評的な作品をコンパクトにまとめるのは稀有の才能と思います。

60年以上たっても古びて言いません(我々が進歩してないのかも?)。


[惹句どんどん] ハンナ・アーレント(哲学者)


全体主義の運動は、現実そのものよりも人間の心が必要とするものに適した、一貫性のある嘘の世界を召喚する。
その嘘の世界において、根無し草である大衆は、多大な想像力によって、現実の生活や現実の経験が人間と人間の期待に与える、終わりのない衝撃を免れ、自分の家にいるかのようにくつろぐことができるのである。

ハンナ・アーレント『全体主義の起源』より。

『未来への大分岐』(集英社新書、2019年)より孫引き。

[積読立読斜読] 『ペンギンクラッシクスのデザイン』より シビック・クラシックス



ペンギン・ブックスのデザイン集。

「シビック・クラシックス」の選集は一般の小説ではなくて、イギリスの歴史に重要な役割を果たした文書を収録しています。

日本でも「日本国憲法」が単独で出版されていますが、同じ傾向の出版ですね。

黒一色で魅力的なデザインになっています。












[積読立読斜読] 『要点で学ぶデザインの法則』29/30



141 ビジビリティ(可視性)
142 視空間での共鳴
143 レストルフ現象
144 わび・さび
145 ウエスト・ヒップ比