「あの頃のレコード」は当方の高校時代、1974年から1976年の音楽を、アナログ・レコードで聴く、という企画ですが、最近はこれからはずれているレコードが多いです。
まあ2022年から見れば1950年も1970年も大した違いはありませんが。
ポピュラー・ミュージックの大きな潮流であるR&Bをいままで「敬して遠ざける」感があり、ほとんど聴いていません。昨年なぜかソウルのアレサ・フランクリンの映画を2本観たので、アナログ・レコードで聴いてみました。
2021年6月12日土曜日
[その他] 映画『アメイジング・グレイス』を観ました
2021年11月13日土曜日
[その他] アレサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト』を観ました
リファレンスで使っているみのさんの『戦いの音楽史』(KADOKAWA、2021年)にも「20世紀ポップス名盤50」に選ばれているアルバムで、"I Never Loved a Man the way I Love You"(1967)です。みのさんの解説では「ポップ路線で鳴かず飛ばずのアレサだったが、黒人音楽の名門アトランティックと契約すると音楽性をソウルフルなものに一転。永遠の歌姫”クイーン・オブ・ソウル”が生まれた瞬間の記録」とあります。
大変な歌唱力は映画・ドキュメンターリーで知ってはいましたが、アルバムではアップテンポのヴォーカルを強調した曲ばかりではなく、しっとりとしたスローな曲でも大変味わい深い歌唱でさすがです。
どうも白人が組んだ「バンド」=ロック、という図式から抜け出せませんが、広くポピュラー・ミュージックとして捉えると、聴かないうちに終わってしまうのでは大変惜しいことだと思いました。
当方の持っているアナログ・レコードは輸入盤ですが普通に流通していていつでも買うことができます。ここら辺りはアメリカのポピュラー・ミュージック市場の懐の深さを感じます。
アレサ・フランクリンは波瀾の生涯。両親は離婚、14歳で出産し、夫の暴力に悩まされ、アルコール中毒になり、何度も不遇の時代があります。
日本人が100m競争とソウルで負けるのは、まだまだ業が足りないのかも知れません。
Side 1
1.リスペクト - "Respect" (Otis Redding) - 2:26
2.涙に濡れて - "Drown in My Own Tears" (Henry Glover) - 4:00
3.貴方だけを愛して - "I Never Loved a Man (The Way I Love You)" (Ronny Shannon)
- 2:47
4.ソウル・セレナーデ - "Soul Serenade" (Curtis Ousley, Luther Dixon) - 2:30
5.夢をさまさないで - "Don't Let Me Lose This Dream" (Aretha Franklin, Ted White) - 2:22
6.ベイビー・ベイビー・ベイビー - "Baby, Baby, Baby" (A. Franklin, Carolyn Franklin) - 2:48
Side 2
1.ドクター・フィールグッド - "Dr. Feelgood (Love Is a Serious Business)" (A. Franklin, T. White) - 3:18
2.グッド・タイムズ - "Good Times" (Sam Cooke) - 2:05
3.恋のおしえ - "Do Right Woman - Do Right Man" (Dan Penn, Chips Moman) - 3:15
4.セイヴ・ミー - "Save Me" (C. Ousley, A. Franklin, C. Franklin) - 2:20
5.ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム - "A Change Is Gonna Come" (S. Cooke) - 4:15