2019年12月31日火曜日

[惹句どんどん] 高浜虚子



去年今年貫く棒の如きもの


高浜虚子  1874‐1959(明治7‐昭和34)
たかはまきょし

俳人,小説家。本名清。旧姓池内。松山市生れ。伊予尋常中学在学中,同級生の河東碧梧桐を介して正岡子規を知り師事。三高から二高に転じて中退。上京して碧梧桐とともに子規の周辺にいて俳句運動を助けた。子規の写生を有情の方向で実らせ,絵画的な特色とともに,季題情趣に新しい世界を見せた。松山で創刊された《ホトトギス》を1898年から東京に移して経営,子規の俳句運動の〈場〉を新聞《日本》との両輪にした。《ホトトギス》では文章にも力を注ぎ,写生を生かした文章表現を子規と力を合わせて開拓した。子規没後,子規が否定した連句の復興を考え,夏目漱石,坂本四方太と試みた。漱石とは俳体詩の試みももち,これが小説家漱石を生み出す契機となった。1905年から漱石の《吾輩は猫である》を《ホトトギス》に連載するとともに,みずからも小説家を志し《風流懺法》(1907)その他の作品を発表した。小説には写生文の手法,態度が活用されており,人間を描く場合でも自然の風物と同じ眼でとらえ,自然主義と対蹠的な文学を形成した。12年からは俳壇に復帰し,守旧派と称して十七字を守り,季題の情緒を守る俳句を説いた。のち,事物の状態を描写することに徹する客観写生を強調,同時に〈花紅柳緑〉の境地に至りつくことを目ざした。さらに27年から〈花鳥諷詠〉論を提唱,俳句は日本独自の文学で,しかも小説,戯曲とは違う素材,内面をうたう文学であり,天然を写生する文学であると規定,この信条を生涯守った。この間,育成者としても多くの俊秀を育てた。59年,脳困血で死去。〈遠山に日の当りたる枯野かな〉。   松井 利彦

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[その他] 餅つき


当家は4世代近居です。

本日は当方の母親宅で餅つき。

全員参加。

残念ながら孫たちは早々に興味を失い退散しました。




2019年12月30日月曜日

[その他] 墓参




12月30日(月)は母、配偶者と3人で墓参。高陽墓苑。

墓苑には母方の「祖父母・伯父・いとこ」の墓、「母方の叔父」の墓、があり一か所で墓参が完了します。

現在勤務しているマンションを管理している会社の創業者一族の墓が、当家の墓の左隣りで、何かご縁を感じます。


[その他] 大掃除の美?

映画『利休に尋ねよ』より

12月30日(月)、31日(火)と大掃除中。

外の道路は結構な落ち葉がありました。

落ち葉と掃除といえば、いつも利休の逸話のことを考えます。

心がこもっていない掃除は、やはり美しくないのでしょう。

 ある日のこと、利休は、その子の紹安が、露地を綺麗に掃除して、水を撒くのをジット見ていました。紹安がスッカリ掃除を終わった時、利休は、「まだ十分でない」といって、もう一度仕直すように命じたのです。
 いやいやながらも二時あまりもかかって、紹安は、改めてていねいに掃除をし直し、そして父に向かって、「お父さん、もう何もすることはありません。庭石は三度も洗いました。石燈籠や庭木にも、よく水を撒きました。蘚苔も生き生きとして緑色に輝いています。地面にはもう塵一つも、木の葉一枚もありません」といったのです。
その時、父の宗匠は厳かにいいました。「馬鹿者奴、露地の掃除は、そんなふうにするのではない」といって叱りました。こういいながら茶人は、自分で庭へ下りていって、樹を揺ったのです。そして庭一面に、紅の木の葉を、散りしかせたのでした。
茶人がまさしく求めたものは、単なる清潔ではなかったのです。美と自然とであったのです。
『般若心経講義』(高神覚昇 著、角川書店)より

[その他] 2020年の目標


書いとかないと忘れるので。大したことはしてません。

[全体目標]
子どもたちに迷惑をかけないように働き、健康に過ごす。

[自己啓発]
・簿記3級
・TOEIC900点

[仕事]
・マンションに関する新書を3冊読む
・ビルメンテナンス協会の資格を取る(清掃)

[28期同期会]
念仁会(新春、納涼)
総会
2022年総会当番期の準備


[28期軽音楽部]
水辺のコンサート(春、秋)
ご町内ミニライブ
クリスマスライブ

大瀧詠一さんのレコードを聴く
ギター教室、ベース教室の継続
(発表会に出て2曲演奏する)


[28期軽音楽部四畳半オーディオ課]
夏休みスピーカー工作
情熱の真空管アンプ工作


[28期地歴部]
『この世界の片隅に』(聖地巡礼広島編)冬
『この世界の片隅に』(聖地巡礼呉編)夏


[趣味の読書]
谷崎潤一郎『細雪』
谷崎潤一郎『鍵』
熟読


[農場・アウトドア]
ドームハウスを作る
作物3つ作る(春~秋)


[広島掃除に学ぶ会]
毎回参加する

[賃貸物件]
大規模修繕工事
確定申告のWEB化

[私生活]
4番目の孫誕生(3月)
父の7回忌(10月)

[食事当番]
糖質制限(天然酵母パン)
食物繊維をとる(もち麦ご飯)
味噌汁、野菜をとる




2019年12月29日日曜日

[新聞記事] 動画ウォーズ



2019年12月1日付朝日新聞別冊Globeの記事です。

インターネットを通じて動画配信サービスを観ることが多くなりました。当方もテレビはほとんど見てません。

インターネットの動画配信サービスは大きく2種類。「サブスクリプション型」と呼ばれる定額制の動画配信サービス。ネットフリックスなど。

もう一つはGoogle傘下のYouTube。こちらは広告収入で成り立っており視聴は基本無料です(広告がうっとうしい人には有料の広告カットサービスがあります)。

手軽に時間・場所を気にしないで動画を観ることができるのは視聴者にとってよいことなのですが、玉石混淆で自分が動画に何を欲しているのかがわからず、良い番組を探すのに時間がかかることがもっかの悩みです。

『週刊TVガイド』ような雑誌のインターネット版の登場を早急に望みます。

TVメディアがこの流れに巻き込まれるのは確かでしょうが、おそらく新聞社もそうなると思います。

良質の活字媒体の印刷物が宅配され(隔週ぐらいがよいかも)、その印刷媒体を目次としてインターネットから映像情報を入手する、というスキームかも知れません。当方は高くても定期購読しますが。

<日々是不穏 like a rolling stone> 地球規模の新・世界史



新聞は地方紙と全国紙を取ってます。最近は直近のニュースは映像つきでインターネットで知ることが可能になって「新しいことを聞く」という「新聞」役目は終わっています。「旧聞に属するが」深堀して考えたい良質の記事を読みたいです。となると、いまの紙媒体、日刊、直接配送の新聞システムは、早晩いらなくなると思います。(新聞社は役目を変えて必要です)。

というわけで朝日新聞の記事。歴史を国別にバラバラに考察するのではなく、地球規模の世界歴史システムとしてとらえる学問系列がまとまってきたようです。すんなりと腑に落ちますね。

日本の歴史では大政奉還・王政復古が1867(慶應3)年ですので、イギリスが覇権を握る過程と同じ時期に明治維新を迎えたことになります。

遅れてきた帝国主義の日本は、アメリカが超大国になる経緯を見誤り、不幸な一連の侵略戦争へ進んだことになりますね。


近代世界の広がり
ウォーラーステインの「近代世界システム」は西欧などの「中核」、南欧などの「半周辺」、ラテンアメリカやアフリカなどの「周辺」という3地域の資本主義経済の分業体制。中核地域の工業化は、周辺・半周辺地域から供給される食料や原材料、労働力に支えられ、次第に世界全体に広がっていった。

1450~1620年
世界システム成立へ(農産物、銀など)
大航海時代で交易が活発化。ポルトガルとスペインが新航路と海外領土の開拓で競合

1620~1750年
オランダが覇権国に(茶、砂糖、奴隷など)
東インド会社によって金融資本を蓄積したオランダが初の覇権国に

1750~1840年
英仏の覇権争い(綿織物などの工業製品)
アジアの大半がシステムに組み込まれる。イギリスがフランスに勝ち、覇権を握った

1840~1917年
大英帝国の盛衰(鉄、石炭、ゴムなど)
「太陽が沈まない国」は第一次世界大戦までに衰退。アメリカとドイツが中核化

1917~1967年(石油、自動車など)
米国が超大国に
東西冷戦やベトナム戦争、世界経済のグローバル化に対する反システム運動も盛んに

1867年~
ポスト米国の時代(電子製品)



[その他] 孫守で「からだのひみつ大冒険」展へ

 

12月29日(日曜日)は、孫守で商工センター中小企業会館で開催中の「からだのふしぎ大冒険」展へ。参加体験型の科学イベントと称され、会場を巨大な人体に見立てて回遊しながら、人体の不思議について学べるというものでした。



もともとはアメリカのベストセラー絵本「グロッソロジー(日本語名は「きたないもの学」)」がテーマのイベント。キャラクターの作り込みから見てアメリカ発と思われます。

当方の孫二人はちょっと年齢的に早かったようで、あまり興味がなく、人体とは関係ないボール投げとかして帰りました。


会場にはいろいろな展示物がありました。象・パンダ・人のうんちの比較コーナーがありました。パンダのうんちは笹を食べるので緑色だそうです。

[惹句どんどん] 映画『運び屋』より



Earl Stone: The only people who want to live to 100 are 99 years old.

動画配信サービスでクリント・イーストウッドの映画『運び屋』を観ました。

原題は"The Mule"。ラバ、頑固者、の意。 (as) stubborn [obstinate] as a mule [形]非常に頑固な、すごく強情ぱっりな mile(2)(複数形で)スリッパ。

イーストウッド扮する主人公のセリフです。




[その他] 忘年会兼クリスマス会 下の娘の嫁ぎ先で



12月28日(土曜日)、下の娘の嫁ぎ先(戸坂)から忘年会兼クリスマス会のお誘い。

孫たちがいるので昼食時の開催となりました。

押しかけ演奏で「初心者向けジングルベル」を演奏しました。カスタネット・鈴・トライアングルの鳴り物入りでした。(YouTubeで見つけた楽譜は、初心者向けとありましたが結構難曲で、まだ完成してません。来年にご期待)。

嫁ぎ先の姑さんは料理上手で特に餃子がお得意でして、本日も鱈腹頂きました。

[晴れときどき英語のお勉強] 『「とりあえず」は英語でなんと言う?』

会話で副詞が自由に使えれば、かなりの上級者でしょうね。

[晴れどきどき英語のお勉強]は当方の自習メモ。最近はコンビニで購入したこの本を気長にメモしてます。



副詞を活かすとネイティブのように話せる

Clearly, that's a great idea.
(明らかに、それはいいアイデアだ)

Obviously, you don't want to walk down that road after dark.
(もちろん、夜になったらその道を通らないほうがいいよ)

Naturally, once I moved to Japan, I started to study Japanese.
(当然、日本に引っ越してから日本語を勉強するようになった)

Thankfully, it went well in the end.
(幸い、最終的にはうまくいった)

Frankly my dear I don't give a damn.
(はっきり言って興味ないよ)…カジュアル表現

Seriously, waht were you thinking?
(マジで、どういうつもりだったんだよ?)


※ネイティブは頻繁に「幸運か」「不運か」という表現を使う


Luckily, the weather was great, and we were able to get a good view of the mountain.
(幸運なことに、天気がとてもよかったので、山がよく見えた)

Fortunately, no one was in the building when the fire started.
(いいことに、火事が起きたときビルには誰もいなかった)

Unfortunately, no one brought any drinks, so the party was very boring.
(残念なことに、誰もお酒を持ってこなかったのでパーティーはとてもつまらなかった)


※副詞+enoughの組み合わせで強調表現となる

Interestingly enough, I was just thinking the same thing myself.
(面白いことに、僕も同じことを考えていたよ)

Curiously enough, I just saw her the other day.
(不思議なことに、先日彼女と会ったんだ)

She's twice my age. But oddly enough, I find her very attractive.
(彼女は僕の年齢の2倍なんだけど、不思議なことに、とても魅力的なんだよ)

Strangely enough, even though I lost my wallet in the station, I found it on a park bench.
(妙なことに、俺が駅でなくした財布を公園のベンチで見つけたんだ)



[補足解説]

『表現のための実践ロイヤル英文法』(旺文社)

P461 副詞 adverbs
副詞は、動詞、形容詞または他の副詞や文全体を修飾する。


P472 文修飾の副詞

文から離れて、その文全体を修飾する副詞を、文修飾副詞という。

He didn't die happily.
(彼は幸福な死に方をしなかった)…通常の副詞

Happily, he didin't die.
(幸いにも、彼は死ななかった)…文修飾副詞


(

2019年12月28日土曜日

[その他] 2020年食事方針



2020年 食事方針

食物繊維(野菜)、発酵食(みそ)、
でんぷん質(麦ごはん)を食事の基本にする


基本平日の月曜から金曜まで、夕食の当番をしてます。

当方は木造二階建ての一階に当方の実母、二階に当方夫婦。臨家に娘家族(孫2人)、娘婿は基本月~金は出張という四世代近居です。

当方夫婦、娘夫婦、全員働いているので、孫の保育園の送り迎え・食事当番は、総力戦で対応しております。

食事の当番は別に苦ではないのですが、どうしても自分の好きな油で揚げたもの、肉類が多くなってしまうので、基本的な軸を見直すことにしました。

それが本書にある「一汁一菜」です。他のモノは食べないのではなく、軸にするということです。

野菜も味噌汁もあまり好きではないので、めったに調理してませんでした。自分の健康のためにも、家族のためにもと思いました。

継続レポートします。


[積読立読斜読] 『教育格差』(松岡亮二著、ちくま新書、2019)第2章のまとめ

[積読立読斜読](つんどく・たちよみ・ななめよみ)は自分の読書メモです。

本書『教育格差』(松岡亮二著、ちくま新書、2019)は帯(腰巻)の出口治明さんの推薦文に惹かれました。

1章づつまとめてます。




第2章 幼児教育―目に見えにくい格差のはじまり

第1章では「いつの時代にも教育格差がある」SSMデータ(対象が幅広い年齢層)で確認した。

「緩やかな身分社会」を変える方策を知りたい。

教育格差が生まれるメカニズムを知らずに、効果的な処方箋を出せない

実態(what)、どのように・なぜ(how/why)「生まれ」が教育成果に変換されるのか(教育格差(=最終学歴格差)があるのか)

「生まれ」による最終学歴格差には複合的な過程があり、一つの理論では説目できない。
(可能な限り多角的に各教育段階(幼児・小学校・中学校・高校)を観察する必要がある)。

幼児教育機関中の教育格差要因の考察は3つの視点から。

①子育てパターンと子の発達・行動・性格
②保育所・幼稚園の利用状況
③習い事


<第2章のまとめ>
先行研究他では「生まれ」(出身家庭・出身地域)による幼児教育格差―小学校に進学する前の約6年間ですでに相当異なる時間の過ごし方をしている。

両親が大卒の家庭では子供に対して「意図的な養育」を施す傾向が強い。


①両親大卒層は3.5歳のときから幼稚園を利用する傾向にあり、両親非大卒との差は年齢が上がるにつれて拡大する。
②三大都市圏・18大都市居住者が幼稚園を利用する割合は高い。地域類型の中でも、非三大都市圏・郡部在住者の通園率が最も低い。
③2.5歳時点での習い事利用率は両親大卒層で高く、その差は5.5歳時点まで拡大する。水泳、音楽(ピアノなど)、英語のように利用率が高い種目に限定しても同じ。
④2.5歳から5.5歳まで毎年習い事の利用有無に地域格差がある。
⑤テレビ視聴時間・ゲーム時間ゼロの割合は親大卒者数によって大きく異なり、年齢が上がるにつれて格差は拡大する。