2026年4月26日日曜日

[積読立読斜読] 『英語で日本語を考える』(片岡義男著、ちくま文庫、2024年)


「これにめげずに、今日も頑張って」

Don't let this spoil your day.


p54

もし今日という日が駄目になることがあれば、

それはあなたが、

「これ」に尾を引かせてしまったからにほかならない、

という意味のことをこのように言うのが、

英語という言葉の思考経路だ。

そしてそのような思考の巨大な集積によって、

英語で営まれる社会や文化は支えられている。








 p49

「ただちに目に見えるかたちでの結果」

immediate and measurable results


「タバコを喫ってもいいですか」

Would you mind if I smoke?


(△)Do you mind if I smoke?

※謙虚さが足らない質問と受け取られる


「この話を私から聞いたなんて、誰にも言ってはいけないのよ」

Don't let anybody know I told you this.

(△)Don't tell anybody I told you this.


≒Nothing that passes between us goes elsewhere, OK?


「これにめげずに、今日も頑張って」

Don't let thiis spoil your day.


p54

もし今日という日が駄目になることがあれば、それはあなたが、「これ」に尾を引かせてしまったからにほかならない、という意味のことをこのように言うのが、英語という言葉の思考経路だ。そしてそのような思考の巨大な集積によって、英語で営まれる社会や文化は支えられている。


「ひとりで自分を見つめる時間です」

My private time to be alone with my thoughts.


「私、生まれも育ちも、葛飾柴又です」

(1) I was born in Tokyo.

(2) I'm from Tokyo, born and raised.

(ハワイ版の寅さん映画の字幕、(2)のほうが伝える努力がある)


p56

私、と区切って一拍置くことで生まれるニュアンスや、葛飾柴又と言う固有名詞が担う言外の意味、さらには、生まれも育ちも、とわざわざ言うことの意味など、いっさい伝わらない。