2018年3月30日金曜日

[惹句どんどん] 室尾犀星



ふるさとは
遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの


『犀星小曲集』(大七)巻頭の詩「小景異情」その二(全部で十行)の冒頭。
有名な詩句だが、これは遠方にあって故郷を思う詩ではない。上京した犀星が、志を得ず、郷里金沢との間を往復していた苦闘時代、帰郷した折に作った詩である。故郷は孤立無援の青年には懐かしく忘れがたい。それだけに、そこが冷ややかである時は胸にこたえて悲しい。その愛憎の複雑な思いを、感傷と反抗心をこめて歌っているのである。


http://kotobakan.jp/makoto/makoto-1262
大岡信ことば館のサイトより

3月25日(日)広島掃除に学ぶ会の活動で仁保中学のトイレ掃除に参加しましたが、福岡出身、大学は長崎、就職先が三原という青年がいて、お豆腐の製造会社に就職と聞いて、「ふるさとはとうふにありて思うもの」と引用させていただきました。ギャグに使って申し訳ありませんでした。