2014年11月6日木曜日
<日々是不穏 like a rolling stone>(2014年11月6日(木)) オムニチェネル アマゾンで注文、ローソンでの受け取りサービス開始
コンビニエンス・ストア業界2位のローソンが、ネット通販「アマゾン」の買い物を店舗でできる新しいサービスの開始を発表しました(2014年11月5日付け朝日新聞)。
セブンイレブンでは同じグループの百貨店・スーパーの商品をネットで注文し、店舗で受け取れるサービスを開始してます。
ローソンは自社外の水平統合、セブンイレブンは自社グループでの垂直統合の違いはありますが、昨年末頃から小売・流通業界を賑わせています「オムニチャネル」の一例です。
「オムニチェンル」とは、顧客がどのチャネル(販売経路)で買ったのかという意識をさせなくし、新しい買物スタイルを生み出す取り組み全体を指す言葉です。
近年、実店舗では実物の商品を見るだけで、実際にはアマゾンなどのECで購入するという「ショールーミング」が進んでおり、デパートや家電量販店などの小売店では対応に苦慮しているようです。
コンビニエンス・ストアでの「オムニチャネル」の取り組みは、売上を増やしたい実店舗と、荷物を自宅以外で好きな時間に受け取りたい消費者を間に挟み、ネット側もチャネルを増やせる利点があります。
考えてみると、当方もここのところ大きな買い物でも実店舗ではしてません。ほしい物が実店舗にはなかったという面もあります。購買動機となったのは依然からある実店舗で築かれたブランド力なので、ECが進んでくると、EC内でのブランド構築がどうなるのかが興味があります。
「オムニチャネル」はその点、実店舗のブランド力を残しながらECでも拡販できる利点があるのかも知れません。
いずれにせよ、晴れの日に家族で百貨店に出かけて買い物するという消費形態は、もうなくなってしまうのかもしれませんね。
