これはジョン・レノンがオノ・ヨーコを語った言葉だそうです。
本文庫が第二作です。たぐいまれな人物描写と膨大な文献、先行する捕物帳の研究に加えて、
理不尽な身分制社会に生きながらも懸命な庶民生活に明かりを見出し、もちろん謎解きとし
ても秀逸で、捕物帳の歴史に残る傑作シリーズと思います。映像化を期待します。
現代的な視点からの江戸時代封建制度の批判も新鮮でした。下記の点。
・自白を強要する警察制度
・「岡っ引き」の反社会勢力の採用
・「奉公人の罪は主人の罪」が逆に奉公人の人権軽視につながる
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<著者プロフィール>
1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2007年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。
著書は、時代ものに『桜ほうさら』『〈完本〉初ものがたり』『あかんべえ』『この世の春』『荒神』、「きたきた捕物帖」「三島屋変調百物語」「ぼんくら」のシリーズ、現代ものに『模倣犯』『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』などがある。
<著者メッセージ>
北一の応援団が、ますます増えていきます
岡っ引き見習いの若者を主人公にした捕物帖を書きたいと思い、「きたきた捕物帖」シリーズを書き始めました。主人公の北一は小柄で力がなく、これまで何度も危ないめにあっています。一方、相棒の喜多次は「長命湯」という湯屋の釜焚きで、ものすごく身体能力が高いんです。それはなぜなのか、追々解き明かしていきたいと思います。
そんな北一と喜多次が、シリーズ三巻目の『気の毒ばたらき』では、以前の作品『桜ほうさら』で未解決だった事件に挑んでいきます。北一、大丈夫なのかと心配する声もいただいておりますので、北一にはこの巻で、少し体を鍛えてもらうことにしました。
北一の応援団としてこの巻から重要な役割を担っていくのが、北一の兄弟子にあたる万作・おたま夫婦の息子・長作、そして煮売屋のお仲です。煮売屋は「ぼんくら」シリーズ(講談社文庫)にも登場させたのですが、私の好きな職業の一つ。いつも美味しい煮物を食べさせてくれるお仲のような女性がいたら、ほっとします。
また喜多次が働く「長命湯」は、行き場のない人たちが助け合って暮らす場所、爺ちゃん婆ちゃんたちのサロンです。オンボロの湯屋で働いている人たちにもドラマがあるので、そこも忘れずに書いていきたいですね。
四巻目は祝言の場面から始めたいと思っています。今度は北一がどんなめにあうのか、どうかお楽しみに。(談)
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仕事が終わって18時30分から、月に3回、30分のドラム・レッスンを受けています。
30分しか時間はありませんが、ずっと叩きっぱなしなので大変疲れます。