秋風や殺すにたらぬ人ひとり(西島麦南)
秋風にあらざるはなし天の紺(高橋馬相)
秋風のふくままろくろ廻るまま(川喜田半泥子)
地獄絵の女は白し秋の風(武藤紀子)
秋風や柱拭くとき柱見て(岡本眸)
明日からもう10月ですね。
問題発見
突っ立ったまま見渡しているだけではさほど目立たなかった汚れでも、
いざ腰を落として掃除を始めれば、次から次へと目につくようになります。
問題発見もこれと同じで、問題そのものに近づいて初めて、
問題の本質が明確になるものです。
まずは何が問題かを知ることが、問題解決の第一歩。
その点、掃除をすることで問題がよく見えるようになります。
在野研究には明日がない。
それでも、「あさって」ならばある、
「あさって」こそある、と信じている。
在野研究には明日がない。明日は、労働や育児や家事や病院通いといったもろもろおスケジュールで埋め尽くされているから。生活のルーティンや雑事のせわしなさが優雅な(と創造される)研究時間をことごとく奪う。未来の空き時間が一瞬の隙も与えずに現在の係累によって占領されてしまう。
それでも、「あさって」ならばある、「あさって」こそある、と信じている。
明日の明日は二重の意味で到来する。知識不足や指導者の不在によって、その研究がなんの価値をもつのか、誰が評価するのか、正しいことを述べているのか、まったく見当もつかないのにそれでも突き進む頓珍漢でジグザグな方向として、あさっての方へ。
そして、多くの勤め人、ときにアカデミシャンですら講義準備やノルマとしての論文執筆によって汲々した明日にせっつかれる日常の秩序を一気に飛び越え、未来を勝手に望見する明日以上の明日、超明日として、あさっての方へ。
明日はバイトだ。でも、あさっては違う。あさっては必ず途中のまま止まった論文にケリをつける、あさっては図書館に籠って調べものをする。あさっては新しく立ち上げた読書会のメンバーと初めて挨拶をする、あさっては、あさっては、あさっては……。
試行錯誤の逸脱と遠回りを甘受しながら、在野研究者は「あさって」の方へ進む。本書が、なんだかよく分からないけどもそれでも新しく前に踏み出したい人の参考になるのならば、それ以上に嬉しいことはない。
荒木優太
編著の『在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活』(明石書店、2019年)の前書きより。
学ぶ会の会員が会長をされている会社です。社員さんは本日操業中でトイレ掃除終了後は仕事に戻られるという忙しい中、皆さん明るく元気に工場内のトイレ掃除をされました。
この会社は社是が「凡事徹底」という「平凡なことを非凡に務める」素晴らしい考えの会社です。よいトイレ掃除になりした。

P167
掃除で差をつける
他社が真似できないようなことで差をつけようとしても、
そう簡単にできるものではありません。
そんな難しいことで差をつけようとするのではなく、
いまからでもできる平凡なことで差をつける。
つまり他社が真似しようと思えばできることであっても、
つい見逃しているようなことで差をつける。
掃除がいい例だと思います。
昨年に続き2人目。
研修先に選べれるのは大変名誉なことだと感謝しております。