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http://lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Hardy.html
もし厭世主義者(ペシミスト)という言葉が、
人生での最悪の偶発事をも
最もしあわせな出来事と同じように眺めるものに当てはまるならば、
彼はまさにそのペシミストであった。
トルーの詩は巧妙というよりも情熱的であり、また垢抜けしているというよりも華麗な点で、最近の群小詩人たちの作品とは類を異にしていた。象徴派でもなければデカダン派でもなく、もし厭世主義者(ペシミスト)という言葉が、人生での最悪の偶発事をも最もしあわせな出来事と同じように眺めるものに当てはまるならば、彼はまさにそのペシミストであった。
「幻想を追う女」より
新潮文庫『呪われた腕 トマス・ハーディ傑作選』(P56)
