2021年5月9日日曜日

[あの頃のレコード] The Beatles "Magical Mystery Tour" (1967)




 「あの頃のレコード」(特別版)年間テーマはビートルズの公式録音曲213曲をアナログ・レコードで聴くという企画です。本日は『マジカル・ミステリー・ツアー』。高校時代にレコードで聴いてましたがCD全盛になって処分。先日市内の中古レコード店に在庫があったので購入して聴きなおしました。


『マジカル・ミステリー・ツアー』(Magical Mystery Tour)は1967年発表。テレビ映画のサントラ(アナログ盤A面)にシングル盤の曲を追加(B面)して1枚のアルバムにしたものです。録音は1966年末から1967年。アルバムの発表順では『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(1967年)と『ザ・ビートルズ』(1968年)の間に位置します。テレビ映画は断片的にしか観てません。世評は芳しくありません。アルバムはアメリカのキャピタルの編集版。イギリスでは先にサントラのほうがEP盤として発売だそうです。


当時のポップ・カルチャーであった「サイケデリック」「アート」を意識したというか、リードしたアルバムで、現時点から聴くとよくわからない面もあります。


1枚の統一したコンセプト・アルバムではないので、統一感はありませんが、キャッチ―なメロディーライン(特にポールの曲)の佳曲が多く、聴いていて元気の出るアルバムではあります。


『リボルバー』から加わったレコーディング・エンジニアのジェフ・エメリックの技術と、多数のスタジオミュージシャンが参加して、当時の貧弱な4トラックのテープ・レコーダーでの録音とは思えない重層的なサウンドになっています。


A面の3曲目の'Flying'はビートルズの公式録音曲213曲のなかで唯一のインスツルメンタルです。