2021年5月14日金曜日

[積読立読斜読] 『統計分析を知れば世界がわかる 身長・体重から格差問題まで』(松下貢著、中公新書、2019年)

 


旧刊の新書、積読したままでした。理系の本を読まないのでたまにはと思ったのと、帯のデザインが秀逸。また半信半疑ながら「3つの統計分布から世界の構造が見えてくる」にも興味を惹かれました。

本日は3つの統計分析の例をグラフで示した、「はじめに」を読みました。



はじめに―対数正規分布でわかる格差の実態


正規分布:中央が一番高くほぼ左右対称になる統計分布



べき乗分布:右肩下がりの曲線になる統計分析

べき乗分布に共通しているのは、互いに結びつき合っているモノゴトの集まり(系)が複雑な「複雑系」であること。

ただし「複雑系」の統計がすべてべき乗分布ではない。



対数正規分布:ピークが1点であるところは正規分布に似ているが、右裾が長く尾を引いている点はべき乗分布に似ている。

世界各国のGDP、個人所得、町村人口など多彩な例がある。