<まとめ>
第5章 米国―マネジメントと経営者の創出
・米国は「移民による植民地」という、まれに見る国であった。つまり最初から植民地側に自立意識があった。またそれゆえにインドのように途上国化しなかった。
・18世紀英国の産業革命の影響を、かなり早くから受けている。英国の植民地だったのだから当然。
・英国以外の他の国と同様、いろいろな産業革命が一気に(同時に)進んでいった。一種の途上国だからである(これは明治期の日本と同じ)
・19世紀半ばに石炭・石油・金が出た。
・国土が広いので、国内ビジネスと国外ビジネスの方法があまり変わらなかった。
・一点ものの機械ではなく、互換部品により組み立て可能な製品が得意。
(熟練工を必要とせず、故障の際に遠隔地に出張しなくても済む(部品の交換のみ))。
・会社が水平統合で大きくなった。そしてその結果として、中間管理職とマネジメントが生まれた。
・巨大化した会社は、垂直統合を余儀なくされた。
・企業行動は、かなり「えげつない」(石油会社のの電車会社買収・解散)。
・会社の巨大化(独占)は国民に嫌われ、州や国から制限された。
・独占が制限されたので、結果として、多角化せざるを得なかった(例外あり)。
・巨大な数社で市場を分け合うという産業組織である。
・技術革新というより、マネジメントの国である。
