風きいて老行く身なり竹の秋 永井荷風
もろてきてなにを忘れん茗荷たけ 中甚助
俳人ではなくて小説家の俳句を集めた新書。季語別ではなくて俳句の種類別に5章に分け、章の中が季語別に分かれています。
本日は第1章「常住座臥」(日常百態)の春の句です。
灌仏(かんぶつ)や吾等が顔の愚かなる 會津八一
風きいて老行く身なり竹の秋 永井荷風
もろてきてなにを忘れん茗荷たけ 中甚助
陵(みささぎ)の青葉に潮の遠音かな 會津八一
眼を病んで灯ともさぬ夜や五月雨 夏目漱石
さみだれにかへしそこねし卵哉 森鴎外
五月雨や尾を出しそうな石どうろ 泉鏡花








