さきみちてさくらあをざめゐたるかな 野澤節子
海女小屋の電気メーター回りをり 杉原祐之
スローリーディング中の俳句集『名句の所以』ですが、春の句がまだ残っているのに4月が終わろうとしています。駆け込みで投稿します。春の句は当然のように「桜」の句が多いです。
春:2月、3月、4月
夏:5月、6月、7月
秋:8月、9月、10月
冬:11月、12月、1月
山神をすゞしむ桜咲きにけり 高田蝶衣
毛皮はぐ日中桜満開に 佐藤鬼房
さきみちてさくらあをざめゐたるかな 野澤節子
ゆさゝと大枝ゆるゝ桜かな 村上鬼城(大小の踊り字あり)
酒強いひて若衆(わかしゅ)を酔はす桜かな 坂本四方太
泉水(せんすい)に篝くづるゝ桜かな 大谷繞石
風に落つ楊貴妃桜房のまま 杉田久女
薄墨の桜まぼろしならず散る 田畑美穂女
海女小屋の電気メーター回りをり 杉原祐之
潜りゆく馬刀貝すつと水にたつ えのもとゆみ










