2026年8月16日日曜日

[積読立読斜読] 『英語で日本語を考える』(片岡義男著、ちくま文庫、2024年)

 


p132

「私があの人たちにあたえった自分よりも、

あの人たちが私にあたえてくれたもののほうが、

はるかに大きいように思うのです」


I feel that they had given me much more of themselves

than I had given them of me.


p133

(片岡)

ふたつの言いかたを明確さにおいて整合させるなら、

あとのほうの言いかたは、「あの人たちが私にあたえてくれたああの人たち」

とならなくてはいけない。日本語ではこうは言わないが、英語だとこのとおりに言う。


p134

「どのくらい急いでいらっしゃるの?」

「たいへん急いでいます」


Just how much of a hurry are you in?

A big one.



p134

「なんと言ってもいちばん嫌なのは、

自分はどうしてこんなに間違った判断をしたのだろう、

と思うときなの」


The worst thing is feeling, how could I have so misjudged?



p136

「死んでまたこの世に戻って来るとして、人でも物でもいいのですけれど、

自分で選べるとしたらそれはなにだと思いますか」


If you were to die and come back as a person or thing,

and if you could choose what to come back as, 

what do you think it would be?