急に朝晩寒くなりました。
『名句の所以(ゆえん) 近代俳句をじっくり読む』より冬の部の紹介です。
しぐるるや駅に西口東口(安住敦)
この句の駅は田園調布だそうです。過去の投稿で紹介したころがあります。
2020年6月10日水曜日
ことごとく未踏なりけり冬の星(高柳克弘)
酒なくば無口の波郷忌(はきょうき)も近し(伊藤白潮)
11月21日が波郷忌
飛鳥仏けふも面長大根(だいこ)干す(斎藤夏風)
天空は生者に深し青鷹(もろがえり)(宇多喜代子)
3年を経た鷹。冬の季語で「もろがえり」ともいう)。鷹狩用。
小説家・中上健次の盟友
日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ(寺田京子)
冬麗(とうれい)の微塵となりて去らんとす(相馬遷子)
冬麗は冬晴よりも明るく透明な印象
冬ぬくしバターは紙に包まれて(中村安伸)
眉の根に泥乾きゐるラガーかな(三村純也)
しぐるるや駅に西口東口(安住敦)
「田園調布」と前書き。










